蓄熱式暖房機は省エネとかエコではありません。そして今後どうなるのか?~エネルギー展望へと~その3

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

今日で3回目になりますこのシリーズ今日こそはやっと終わりますのでお許しください。笑

(難しい話はイヤんという方にも分かりやすく書いてるつもりなので、ぜひよんでみてくださいね。)
さてさて、昨今の情勢で電気代が上がると言われていますが、安い料金の深夜電力という前提で、電気を大量に使う蓄熱式暖房機はどうなってしまうのか?という話の続き。
 
 
ズバリ言うと、今のところという条件付きですが、ぼくのアドバイスとしては・・・
 
敦賀市で蓄熱式暖房機を入れるのはまだ大丈夫かなぁ~って感じですが、隣まち(敦賀市の西隣)の美浜町で蓄熱式暖房機を入れるのは少し検討してみてもいいかもしれません。
これはな~~~んでかっ???
「な~~~んでかっ」のギター漫談で有名な堺すすむ師匠。好きな芸人さんの一人です。

 
話し少しそれましたね。ほんの少し(笑)戻します。
 
値上げの理由の大きな一因が原子力発電所の停止が影響していると昨日のブログに書きました。そして福井県敦賀市を管轄している電力会社は北陸電力です。そしてお隣のまちの美浜町は関西電力です。
北陸電力は元々火力(比較的燃料の安い石炭が主)がベースで水力もがんばっていました。
関西電力は元々原子力がかなりのベース(50%以上も)で、しかも火力は(燃料費の高い石油中心)だったそうです。
つまり、電力会社によって原子力発電所に頼っていた割合が違うということ。ということはどういうことか?と言うと、
北陸電力と関西電力の電気代値上げの考え方が違ってくるということで、北陸電力さんはなんとか値上げをしないで・・・という方向なのと、関西電力さんは値上げせざるを得ないのでは・・・という方向なのが言われている&推測されるわけなんですね。
(あ、別に電力会社さんのまわしものでもなんでもありませんので・・・汗)
ということを家づくりアドバイザーとして考えるとぼくとしては、そういう冒頭のアドバイス(北陸電力は、関西電力は…)になるわけですね。
ま、ただ、蓄熱式暖房機が悪いものでは全くありませんし、暖房機としての機能としてはかなりの優れモノには変わりありません。美浜町で蓄暖式暖房機を入れても問題はありません。
ただ、いずれにせよ原子力発電所の停止が長引けばもしかすると「電気代が思っていたよりもかかってしまうというリスクがあるかも?」ということを知ってもらうのが大事なんかなぁ~~~って。
蓄熱式暖房機を設置するしないはあくまでお客さまのご意向であって、その判断材料の一つを提供するのがぼくの仕事上の作業ですから。そしてその作業がお客さまの幸せな生活をつくる仕事になると信じて・・・。

篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。