「あんた長男なのに東京で家を買うだなんて実家はどうすんの!?」
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。
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家族の考え方
家づくりをしているぼくにとって、そのお客さまの家族の考え方というのは非常に大きなテーマです。
家族といっても今と30年後と50年後の家族の状況はそれぞれ違ってますよね。
今の状況だけ見てしまうと10年後、30年後には満足できない間取りになっていたりもしますからね。
中でも家族の状況として子どもは大きく変わっていきます。
昔は長男が家を継ぐと相場が決まっていた
戦前までは、あたりまえのように長男が家を継ぐもんでした。
家督相続という考えがあり、長男だから親が住んでいる土地と家を継ぐというのがあたりまえだったんですね。
田舎の方ではまだその考えが根強いところもあったりするらしく、「長男なんだから家を継いでもらいたい」と言う(言えないけど思っている)親もおられるのではないでしょうか?
「親の持家は子どもが継ぐべき」は約半数
少し前のとあるアンケートですが、
「一般的に親の持家は子どもが継ぐべきかと思うか」という質問をしたところ、
「強くそう思う」「まあまあそう思う」をあわせると51.1%という結果となったそうです。
出展元: https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/3176
このアンケートのように、昔ながらの「長男なんだからこの土地と家を継ぐ」という考えも残ってはいるものの、絶対に継ぐと思っている人は少なくなっているようです。
このままの時代が続けば、おそらくこの考え方は加速していくんじゃないかなぁ~とぼくは思います。
持ち家を引き継がなくてもよくなった
そもそも昔は持ち家を引き継ぐのがあたりまえでした。
一緒の土地に一緒の家で同居したほうが経済的メリットが大きいですし、そうするしか選択肢が無い時代もあったことでしょう。
しかし、今の経済的に豊かになったとされる時代。
お金さえあれば土地を買って家を建てることだってできるし、マンションを買う事だってできるわけです。
要するに、実家の持ち家を引き継がなくてもやっていける選択肢が増えたということ。
田舎から出てそのまま実家には帰らない
田舎を大学進学と共に東京に出て、就職もそのまま東京で。その後も東京で家庭を持ち、家も買って・・・というのはよくあるケース。
(東京一極集中なのは問題だとは思うわけですが、その話は長くなるのでさておき。笑)
そんなとき家を買うと、親に報告したら
「あんた長男なのに東京で家を買うだなんて、田舎のこの実家はどうすんの!?」
と言われるとか言われないとか。
そうなると話がややこしくなるわけですね~。汗
(※ぼくのとある友人なんか親に黙って家を建てたという人もいました。それはあんまりだと思うんだけど、今はもうちゃんと告白したのでしょうか?笑)
夫婦のことを中心に考えた家を建てる
最近の家を建てる子育て世代のご夫婦が考えとしては、みなさんだいたい「子どもは今回新築する家を継がないかもしれない」ということを前提にされていることが多いわけです。
(あ、もちろん長男が実家に帰ってくるのをいい・悪いと批評しているわけじゃないですよ)
そうすると、新築当時は2歳の子も、10年後から子ども部屋を一人で使い出し、20年後には家を出て子ども部屋は空き部屋になり、その後ずっと使われない部屋になる可能性があり、さらには田舎に帰ってこない場合もある。
と考えるとなると、ずっと暮らす夫婦二人を中心に考えた家づくりをしたほうがいいよねっていう話にもなるんです。
最後に
夫婦二人を中心にした家づくりがどういうものになるのか?は、それこそそれぞれ違うけど、大事なのは考え方です。
あれもこれも・・・、今の状況がこうだから・・・という考えだけじゃなく、このように大きな家族の考え方から紐解いて理論的に考えてみるというのも、ひとつじゃないですか?
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。