工程管理をしっかりすることがいい仕事をするということ

工程管理がしっかりしている

先日のシノハラファン支部長会議にて、同じ工務店仲間がこんなことを言ってくださいました。

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「あめりか屋さんは工程管理がしっかりしてますよね~。」

完成見学会の案内なんかも事前に家ができた写真付きだし、竣工してすぐに見学会という流れじゃなさそうなので・・・という理由だそうです。

いやはや嬉しい評価だなぁ~と。

 

工程管理は大事です

建築の仕事は多くの職人さんによりできていきます。

基礎で鉄筋を配筋してコンクリートを流し込み、大工さんが木を組んでいって、外壁屋さんが外壁をつけて、屋根の板金屋さんが屋根を組んでいって、電気屋さんが配線して・・・というように。

多くの職人さんが作業してもらうために、統率するのが現場監督の仕事。要するにあめりか屋の施工管理スタッフの役割なんですね。

その施工管理スタッフが、今日基礎工事が終わったから、明日は足場工事だな⇒足場工事会社のAさん来れますか?と電話⇒明日?無理ですよ他にもう予定入っているから⇒じゃあいつ来れるの?⇒う~ん3日後ですね⇒しょうがないなぁ~、じゃ、3日後で。

というような工程管理ではスムーズにすすむわけがないですから。

 

工程表を書く

そのために大事なのがコチラ

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↑工程表です

〇月〇日から内装仕上げ工事が入るので、〇月〇日までに内装下地工事を終わらせる・・・というようなスケジュールが書いてあります。

こういう工程表をちゃんと書いてスケジュール管理をするということが大事なんです。

ここ福井県だと雪・雨の影響も多いのでその分管理が難しかったりもするのですが、工程表どおりにうまく持って行くのが施工管理スタッフの腕の見せ所。

 

施工管理スタッフは工程管理が仕事

「段取り八分」という言葉があるとおり、段取りが行き届いた現場は、手戻りもなく、品質もよく、ちゃんと工程どおりすすむってなもんですからね。

逆に、手戻りがあったり、品質が悪くてやり直したり、職人を待たせてしまったりしていたら、結果いいものはできないし、結局工事が遅れてしまうんですよね~。

だから、施工管理スタッフは工程管理が仕事なんです。

 

何でもそうですよね

しかしこれは建築の世界だけではなくて、何でもそうですよね。仕事ならなおさらです。いつ終わってもいい仕事っていうものはないはずです。なんせ時間は有限ですからね。

限りある時間を有効に使うために、いろいろ考えてスケジュール管理をすることが大事。

1日のスケジュール管理。

1ヶ月の、1年の、そして10年の・・・スケジュール感を持つ。

そうすると、よく考えてみればくだらないようなことで悩んでいる暇なんかないはずです。

 

最後に

詰め込んだタイトな工程じゃなくて、遅らせて緩めの工程にしたほうが自分にとっては楽なんです。それだけ余裕があれば融通が利きますからね。

しかし、その工程という約束をどれだけ守れるのか?少々遅れてもいいという甘えをどれだけ無くせるのか?そういったことが問われます。

そんなことを考えていると、

「その仕事の思いの矢印は、自分じゃなくてちゃんと相手に向いているかどうか?」

そんなことさえも工程管理からは伝わってくるんですね。

これからもしっかりやっていきたいんもんです!

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以上、ヘルハラがお伝えしました~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。