土地につく道路の方角と家の向きによる違いとメリットデメリット

土地探しは、エリア・広さ・金額

あめりか屋では土地探しをお客さまと一緒にすることが多いのですが、いつも最初にヒアリングさせてもらうのが「エリア(地域)・広さ・金額」です。

だいたいどこらへんでどれくらいの広さで、いくらまでの土地を買いたいか?ということ。(かんたんに言ってますけどね)

でも、ここからプラスして気にされる方がたまにいらっしゃるのが方角の件。

よくあるのが南面道路を希望するという話。

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南面道路とは、土地の南側に道路がある土地のことをいいます。

 

前置きとして・・・

・玄関・駐車場ですが、基本的に道路から車・人が入ってくるので、敷地の道路側に玄関・駐車場が配置されることが多いです。

リビングはおおよそ南面に配置されますが、理由としては南側が日当たり有利だからです。他の方角に向けてリビングを設けることももちろんありますが、南面が多いのでそれを前提に。

は、もちろんリビングとつながることが多いので、庭も南側に配置することが多くなるわけです。

という前置きを知った上で、方角と土地の関係をみていきましょう。

 

南面道路

道路が南面なので、玄関・駐車場・リビング・庭は南側に配置されてます。

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メリット:南面の道路に建物が建つことは基本的にないので、日当たりはよいという話。

デメリット:庭・リビングが道路から丸見えになってしまう・・・ということも。目隠しや囲いなど全くしていない庭であれば道路から丸見えでバーベキューをする・・・というのは抵抗あったりしませんか?

 

北面道路

北に道路があるので、玄関・駐車場は北側。リビング・庭は道路と反対面に配置されてます。

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メリット:南面道路とは逆にプライベート性の高い庭を確保しやいです。(重要になってきますね。

デメリット:逆に庭がお隣さんに囲まれることがおおいし、お隣さんによってはせっかくの南面が日陰になってしまうこともあるので、そこは工夫が必要です。

 

東面道路・西面道路

道路が東面にあるので、玄関・駐車場は東側。リビング・庭は道路から奥まったエリアとなることが多いですね。

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このメリット・デメリットは南面道路と北面道路の間って感じです。(説明ザツですかねぇ。笑)

土地は間口(道路との摂動距離)よりも奥行きのほうが長いことが多いので、南面の壁を長く取りやすいのもメリットですね。そのデメリットは、すなわち庭に奥行きを出しにくくなるということ。間口が狭い家だと南側の隣地からの離隔を取りにくいということです。

 

最後に

というように、土地は方角と道路の関係でリビングと庭の関係性も変わってきます。ただ、どれがいいとかどれにしないといけないということはありません。いずれにしてもメリット・デメリットがあるものなので。

結論としては、「南面道路がいい」とよく聞くわけですが、そんなにこだわることはないですね。

どんな方角の土地でも、メリットを活かしつつデメリットも解消する設計をすることで、快適な住まいを実現していきましょうね~。

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よろしくどうぞ~

 

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。