色決めをするときに気をつけたい8つのポイント

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

株式会社あめりか屋HP
家を新築したり、リフォームしたりするとき、外壁や、内装の色を決めるのに迷うことってありませんか?
色を決めるというのは楽しいことでもありますが、後悔したくないと思うためかなかなか迷ってしまうものです。実物よりもはるかに小さいサンプルで色決めすることにどうしてもなるので、迷うのもうなづける話です。
そんなあなたに、色決めをするときに気をつけたいポイントをいくつかあげてみます。
①色は大きな面積になると、明るく見える
「サンプルで見ていた時よりも、実際に外壁を張ってみたら、クロスを張ってみたら、思ったよりも明るく感じた」というのは建築界のあるある話です。これは一級建築士の問題に出るくらいですから。
色はサンプルで小さく見るよりも、実際の大きい面積になると明るく見えるので、少し暗いかなと思うものでちょうどいいんです。
②サンプルは手に持って見ない
サンプルは手に持って見るのと、実際の条件に近づけて見るのとでは、色合いが微妙に変わってきます。
外壁は室内で見るんじゃなくって、外で太陽の光を浴びたところでたてかけて見てもらいたいですし、床材料は実際に床に置いてもらいたいですし、クロスは壁にあてて少し離して見てもらったほうがいいですね。
(北面の外壁が正面(メイン)になる場合は、北面の陰になった条件でサンプルを見るということもひとつですね。)
③飽きのこない配色を考える
色合いというのは実は流行りがあります。長く住まう家ですから、定番の色をベースに考えるのをおススメしています。変更しずらいところの色などは特に飽きのこないものがよいのではないでしょうか。
④素材感も大事にしましょう
デコボコ、光り方、柄、質感で、色の見え方が変わってきます。同じ色のものでも、これらの素材感の違いでイメージはガラっと変わります。
⑤全体のバランスには狙いが必要
もちろん壁の色ひとつで室内の雰囲気が決まるものではありません。言うまでもなく全体のバランスが大事ですよね。ベースの配色があったり、アクセントがあったり、ラインで色が入っていたりと、全体のバランスに対しては狙いが必要です。はっきり言って細かいことはプロに任せちゃいましょう。
⑥目立ちすぎないように
実際にはソファーやテーブル、家電、カーテンなんかの色が目立ったりもします。壁、天井、床、ドアの色なんかは脇役というか引き立て役という感じになりますので、目立ちすぎないように・・・という観点も大切にしたいですね。
⑦歩み寄りましょう
夫婦の意見は結構合わないことが多いのですが、お二人とも納得のいくところで決めましょう。どちらかがどうしてもイヤだという場合は、お互いが歩み寄ることも必要です。
⑧プロに決めてもらいましょう
そしてやはり経験のあるプロのアドバイスというのも聞いてもらうとうまくまとまると思います。迷ったら単純にプロに決めてもらえばいいと思います。
ぼくは選んでもらいながらもちゃんとアドバイスをするようにしています。松下幸之助さんもこうおっしゃっています。
 
「無理に売るな。客の好むものを売るな。客のためになるものを売れ」
と。

篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。