昭和56年より前に建てられた家に住んでいませんか?

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

株式会社あめりか屋HP
こないだの日曜日メキシコ・・・いや住まいの耐震博覧会とやらに名古屋まで行ってきました!
とても多くの方がいらっしゃいました。みなさん耐震とか興味ありますもんね。とくに太平洋側は、南海トラフ地震が30年以内に70%の確率で起こる!?とさえ言われているので、名古屋あたりの方は特にですね。
※しかし70%ってビミョーなラインですよね~。当たったら「ほらー」って言えるし、外れても「そうかー」って言えるし。笑
ところで、今お住まいの住宅はいつ建てられたかご存知ですか?そして、その年代によっては、耐震性がいちじるしく落ちるということはご存知ですか?
 
「え?じぶんの家は大丈夫なのかしら?」と不安になった方もいらっしゃるかもしれませんが、その目安をお教えしたいと思います。
↓答えはこの中にあります。(というかこのブログのタイトルの中にもあります。笑)↓

左が昭和56年以前の工法(昔よくあった木ずり=細い木が横に貼ってあります)、右が現行の工法(よくある筋交い=バッテン状のものがそれです)の違いがある模型をそれぞれ実際に機械で揺らしてみて、その揺れ方の違いを比較するという展示です。
するとどうでしょう。
昭和56年以前の工法の左はグラグラ揺れて、現行の工法の右はあまり揺れませんでした。
言葉では分かりにくいですね。汗(動画で撮影しておけばよかった・・・と今更ながら後悔しています。笑)
・・・というわけで、つまり目安は昭和56年以前の建物かどうか?という点なんです。
日本の建築基準法は大きな地震が起きるたびに、改正されてきた歴史があります。
中でも最も大きな改正が、昭和53年(1978年)に発生した宮城県沖地震をきっかけに、昭和56年6月1日~耐震基準が改正されているんですね。
かんたんに言うと、昭和56年以降に建てられていれば、震度5ではほぼなにも影響はなく震度6強から7でも建物が倒壊しないで、中の人の安全が最低限担保されているんですね。(建物の劣化状況、施工品質、設計余裕度などにももちろんよりますが・・・)
阪神大震災や、東日本大震災においてもこの昭和56年以降の建物は格段に被害が少なかったと言われています。(地震の揺れでは…という意味。津波や火災はまた別の話です)
・・・というわけで、昭和56年以前の建物は耐震性能が落ちるので、耐震改修することが全国的に進められています。(まだまだですが)
ただ、『国土交通省の依頼を受けて耐震診断を行っている。』という業者さんが営業に来るケースもあるそうですが、そんな依頼はないそうです。(国土交通省のホームページより)耐震リフォームでお客さんをだますような工事をする悪い人たちもいるみたいです・・・。気をつけてください。汗
 
うちは、年間に何軒かの耐震補強工事をマジメに(笑)させていただいてます。補助金などもありますし、もしご相談がありましたらお気軽にどうぞ~^^

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。