畳の間は段差あり(小上がり)にする?段差なし(バリアフリー)にする?
畳の間
ここ数年は新築でも和室を設けないおうちが多くなってきています。
↑とくにこういうしっかりした和室を設けるというのは稀です。
それがいい・悪い・好き・嫌いとかは別にして、全体的にそういう流れになっているということ。
ただ和室という和室じゃなくても、畳のある空間(畳の間)は設けたいという方もけっこう多くいらっしゃいます。
畳でゴロンと横になるのはやっぱりいいもんですし、泊まりの人が来たときに寝てもらうスペースとすることだってできますし。
段差ありにする?段差なしにする?
ということで、和室じゃなくて、リビングにつながった3畳くらいの畳の間を設けるとしたとき、みなさん一旦迷うことがあります。
それは・・・
段差あり(小上がり)か、
段差なし(バリアフリー)
のどちらにしますか?ということ。
段差ありのメリット・デメリット
段差あり(小上がり)の畳の間(3畳)はこんな感じです。
【メリット】
〇収納ができる(引き出し)
〇段差にベンチのように座れる
〇寝転んでも地べた感がない(これ以外と盲点だけどけっこう大事)
【デメリット】
×掃出窓に面している場合、段差が高くなるため外への出入りがしにくい
×空間が狭く感じることも
×つまづく(バリアフリーじゃない)
×フラットよりも収納をつければその分コストがかかる
など
段差なしのメリット・デメリット
段差無し(バリアフリー)の畳の間(3畳)はこんな感じです。
【メリット】
〇段差がない=つまづかない(バリアフリー)
〇部屋が広く見える
〇フローリングと畳をまたいでなんか置ける(家具とかたとえば座布団とか)
【デメリット】
×空間にメリハリがなくなることも
×小上がりのメリットがない
など
使い方から考えて話し合う
では、あなたはどうしますか?
メリット、デメリットを参考にしてもらって、そもそも畳の間をどんな使い方にしたいか?という点も大事にして、ご夫婦で話し合ってみてくださいね~。
子どもが遊ぶ空間、来客時の寝るスペース、ゴロンところがってTV見る、収納を確保したい・・・などなど。
さまざまある使い方を知り、そしてそれを考えて話し合うのってのが家づくりでとても大事なことなんですよね~~~。
最後に
畳の間の段差ひとつについても、やはり決めるのはお住まいになるご夫婦ですので、実際に話しあいをしてもらうために、こういうブログを書いてるんですね~。
昨日はま寿司でひとりカウンターで食べていてしみじみ思ったのは以上です。(ウソ)
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。