平屋っていいよね!でもなぜ平屋だとコストアップするって言われるの?
平屋っていいよね!
平屋っていいなぁ~っていうイメージありませんか?
ぼくは平屋って好きです。
うちでは平屋のお家を建てることが多いのですが、その人気の理由をあげてみましょう。
平屋が人気の理由
・上下の階段移動がない
まずは上下の階段移動がないことですね。平屋ですから当然階段の上り下りがないのがメリットです。
これは年齢を重ねてきたらなおさらいいですよね。寝室で2階に上がることも、トイレで1階におりることもしなくていいわけですから。
・メンテナンスがやりやすい
外壁のメンテナンスはいつかはしなければなりません。でも2階が無い分、高い部分が減りるので足場が低く済むというメリットもあるわけです。屋根にも上りやすいといえば上りやすいですし。
・重心が低くなるので見た目がいい
見た目の話ですが、平屋は立面的にみると横長になるのでどっしりとしたイメージになって、カッコ良くしやすいというメリットもあります。うまくそこをいかしたデザインにしたいところですね。
土地の広さが足りなければ平屋にできない
ということで人気の平屋ですが、平屋にしたくでもできない大きな理由があります。
それは土地の広さが足りないということ。
単純に考えて、40坪の家を2階建てで建てる(つまり20坪の1階と2階)のと、平屋で40坪の家を建てるのとでは、必要な土地の広さが違いますよね。物理的な問題です。
広い土地が多い田舎だからこそ平屋が人気ということも言えますね。
平屋がコストアップになる理由
そしてもうひとつよく言われるのが平屋はコストアップになるということ。
その大きな原因が「屋根と基礎」です。
例えば40坪の家を建てるとします。
平屋と2階建てでは、単純に考えて屋根と基礎が2倍になります。かんたんに考えて、平屋は40坪の屋根と基礎が必要で、2階建ては20坪の屋根と基礎でよくなりますからね。
家のコストの中で大きな割合をしめる屋根と基礎の面積が平屋だと2倍になるっていうのが、高くなるゆえんなんです。
階段がなくなるのでその分面積は小さくなる
ただ、純然たるコストアップになるかというとそうでもなかったりもします。
それは階段がいらなくなるから。
階段がいらなくなる分、面積を小さくしやすいので、2階建ての家に比べると家の面積は小さくなります。
イメージでいうと「40坪の2階建て」と同じ間取りで平屋で建てると「37坪の平屋建て」になったり、ならなかったりです。
ま、家の面積が小さくなる傾向になるので、その分コストをおさえられる効果も出てくるって話なんです。
最後に
なんやかんや言いましたが、結局は2階建てよりも平屋のほうがどうしても高くなりがちではあります。
でも、その分メリットもたくさんあるし、おススメではあるので、もしも土地が広いという恵まれた場合は、平屋もぜひ検討してみてはいかがかでしょうか~?
一度プランニングしてみてもいいかもしれませんよ~!
よろしくどうぞ~。
※写真と本文は関係ありません
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~今日の体重=88.1(-0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。