畳リビングで掘りごたつがいい!なら気をつけたい3つのこと

リビングを畳にする

家を建てても和室を設けないご家族が増えていまして、和室は減少の一途をたどるといっても過言ではありません。

そのことがいい・悪い、好き・嫌いに関わらずそういう傾向があるわけですが、畳が好きだという方も当然いらっしゃいます。

ごろんとできる畳、井草の香りはなんとも気持ちいいものですしね。

ですので「畳が好き!」という方は思い切ってリビングを畳にするという選択肢だってあります!

IMG_3990a

暮らしやすい平屋の家

こんな畳リビングもいいですよね~。

 

リビング畳を掘りごたつにする

しかもその畳リビングをさらに堀りごたつにするということもできます。

あめりか屋様20190617_0042

ビルトインガレージの家

足を下ろせるというのはなんとも快適でありますな~。お腹が出ているぼくみたいな人も座りやすいしね。笑

そしてこうすることでダイニング兼用リビングになります。ダイニングとリビングが兼用ということで面積をコンパクトにすることができる=コストダウンってなわけですね。(一概にコストダウンか?というとそうとも言いきれませんが)

ただ、この「畳リビングで堀ごたつ」ですが気をつけたいこともあるんです。

 

①目線の高さの違いを緩和する

リビング畳となると、畳に座るのと(キッチンに)立っている人の目線の高さの違いが気になるところです。

見下ろされてる感じがぼく個人的にはいまいち好きじゃないなぁと。

それを解消するために、ダイニングを幅を持たせてカウンターにしたり、キッチンからの距離を少しとる、畳リビングに段差をつけて高さを上げることで緩和してあげるとかもいいですし、先日施工しこちらのお家ではキッチンを独立型にしました。

90617_0082

キッチンをあえて部屋として区切ることで落ち着いた空間になりますね~。

 

②ほぼ模様替えはできない

掘りごたつだと床から下がった部分に、しっかりと断熱材をいれたり構造的にも確実にもつようにしてあります。

ですので掘りごたつの向きを変えて・・・とか、位置を少しずらして・・・新しいこたつを家具屋さんで買ってきて・・・というのは基本的に難しいんです。

新築したそのままを使ってもらう、新しくする場合も寸法が合うものを選ぶ・作る必要があるということで、模様替えが基本的にできないという話なんですね~。

ただ、そもそもTVの位置もかんたんには模様替えしにくいですし、リビングはどんなつくりでも模様替えしにくいもんですけどね。

 

③スッキリおさめるためには縁なし

基本、和洋折衷になるので、和室感をあまり出したくないかなと。

そのためには、一番簡単なこととしてへりをなくした琉球畳などのほうがいいですね。

1ffdc143c9d1bf81785a5b0baaa30cfa_s

↑このようにへりがあると和室感が出てしまいますし・・・。

時と場合によります、壁は大壁(柱を出さない)にしたりして、和風っぽすぎる要素はなるべく無くしたほうが、スッキリおさまりやすいですね。

 

最後に

ちなみに、畳リビングはお客さまからご要望がない限りはコチラから提案することはありません。

フローリングのLDKをご提案することがベースになりますので。

でも、畳の生活がいい・畳が好きだ・あめりか屋の施工事例を見て畳リビングの掘りごたつにしたい・・・という方は、設計段階で「畳リビングで堀りごたつにしたい!」とリクエストしてくださいね~~!

DSC_0767

掘りごたつに座って、お待ちしてます~~~笑

 

linebanner003

【シノハラFacebookグループ】

※ 「シノハラブログ愛読者の会」というこのぼくのブログを愛読している方が集うFacebookグループ(非公開)があります。気になる方はクリックしてみてくださいね。そして入りたい人はお気軽に申請してください~。

 

【あわせてこんな記事もおススメ】

※ 平屋っていいよね!でもなぜ平屋だとコストアップするって言われるの?

※ 部屋干しするならサンルーム?それとも物干し部屋それとも?

otoiawase

siryouseikyu

~今日の体重=88.6(+0.6)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。