注文住宅を新築する子育て世代の不安や心配事とはなに?
今週末はお客さまとお打ち合わせする機会をたくさんいただきました。それぞれのお客さまによって会話が全く違うので、自分の頭のチャンネルを変えなきゃいけないんですけど、結構楽しみでもあります。さ、お菓子の用意をしなきゃ。
先日、子育て世代対象のこんなアンケート結果を見つけました。
家を建てる子育て家族の心配事(複数回答)
1位: お金について (51.3%)
2位: ダンドリについて (24.4%)
3位: 依頼先選びについて (18.1%)
4位: 間取りプランについて (15.6%)
※子育て世代200人に聞いたアンケート(SUUMO調べ)
お金のことが心配ですもんね
なにより気になるのがお金のこと。うちの収入じゃ注文住宅の新築は無理かなぁ・・・、どれほどまで住宅ローンを借りればいいのか・・・といったことなどのお金のことわかりませんよね。
家を建てた友達に聞いたり、世間の相場を聞いたりしても、それが自分たち家族にとってどうなのか?は分からないですからねぇ。高い買い物だけに失敗はしたくないし・・・困ったもんです。
このアンケートの続きでこんな質問もありました。
資金計画はどうやって立てた?
1位 住宅会社の担当者やプランナーに相談した (41.3%)
2位 自分たちだけで考えた (38.8%)
3位 ファイナンシャルプランナーに相談した (8.7%)
4位 親に相談した (7.3%)
5位 銀行が考えてくれた (6.3%)
6位 友だちに相談して考えた (1.5%)
7位 その他
住宅会社に相談することが一番多いという責任
いろんなご家庭の相談に乗ってきた経験に基づく知識がある住宅会社に相談したという人が一番多いようです。ただ3位のファイナンシャルプランナーに相談するというのもぼくはおススメです。2位の自分たちだけで考えるというのは、なんとなくでも家は建ちますが、よくよく考えたら安心的にはどうなのかという点についてはあまりおススメしません。(貯蓄・ご予算にもよりますけどね)
資金計画の相談をちゃんと受けるということは、あるいみ我が家の全財産を打ち明けるということ。そして将来の人生観などもお話してもらうことになります。そして今後の人生に大きな影響を及ぼす可能性がある。
そんなお金の相談をしていただく立場にあるぼくには大きな責任があります。
住宅会社は多くローンを借りてもらったほうが嬉しい
そもそも住宅会社は家を建てることを生業としていますから、多くの予算をかけて家を建ててもらったほうがいいに決まっています。その方が、お客さまのご要望に応えられますし、素晴らしい家をつくりやすいのですから。
つまり、住宅会社からすると、「(最大額の)〇〇万円まで借りれますよ~」とめいいっぱい額を言っちゃうこともできるわけです。
そんな相手にお金の相談していいのか?という問題もありますよね。
借入最大額をやみくもにアドバイスしたくない
そもそも、年齢はいくつで、貯蓄と年収いくらで、勤務先はどこどこで、勤続年数は何年か?ということさえ教えてもらえれば、「〇〇万円までローンを借りられますよ」とアドバイスはできます。でも、いくらまでローンを借りるということよりも、本当は「いくらまでなら安心してローンを返していけますよ」というアドバイスが大事なんですよね。
そのためには人生全体のご家族の収入と支出をシミュレーションしてみることが一番分かりやすいことだと思います。(ぼくはこのやり方をおススメしています。ただ手間と時間がかかりますけどね)
そんな理由で、ぼくは借入最大額をやみくもにアドバイスしたくないんです。
やっぱり人間力だなぁ~と思う
ということで、資金計画の理論を知っている、お金のテクニックを知っているということが大事なんでしょうか?・・・じゃなくて、どんな人間であるかということが大事なんです。やっぱり仕事って人間力だなぁ~と思います。
あなたがもしお金のことを相談するのであれば、どこの人であれ、信頼できる人に相談してくださいね~。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
↓株式会社あめりか屋公式HP↓
http://www.amerikaya-arc.com/
今日の体重=82.3kg(+1.1)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。