適材適所は木材が建築で性質に合わせた使い方をしてきたから生まれた四字熟語

適材適所

いきなりですが「適材適所」という四字熟語って、よく使ったり聞いたりしますよね?

意味は「その人自身の能力や性格、個性などをもとに、その能力が最も発揮される地位や職場に就かせること」ということだそうで、会社とかチームとかでよく使われてますよね。

適材適所の役割をそれぞれが持つことで、能力が発揮されて成果が最大限達成できるとかどうのこうのって。

 

木材

ただ、その四字熟語の語源は木材からきているというのはご存知ですか?

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↑木材関係

「適材適所」の材は木材の材というのはご存知でしたか?

 

種類の違いで性質も違う

木材と一言でいってもいろんな木の種類があります。例えば、建築で使われる木の種類は、杉、ひのき、ひば、ナラ、松などたくさんあります。

そしてそれぞれの種類の違いで性質が違ったりするわけです。

・腐りにくい=ひのき、ひば、くり

・まっすぐ育って加工しやすい=ひのき、スギ

・硬くて丈夫=ナラ、カシ、タモ

など、それぞれの種類によって能力・性質が違うわけです。

 

それを適材適所で使う

土台に使う木は、硬くて腐りにくい木がいいので、ひのきやくりが昔から使われてきました。

柱にはまっすぐ育って強度のある木がいいので、ひのきや杉が使われています。

横にかかる力に強い性質のある松は、梁・桁に使われています。

このようにして、日本では昔から「適材適所」で建築してきたんですね。つまり、その木の種類それぞれの能力や性質に適した役目・配置を与えている・・・ということですな~~~。

 

人の適材適所は可能性無限大

ただ、現在よく言われる人材の面での適材適所はなかなか未知数なところもあります。

能力が足りないのにその役目を任せてうまくいかないとか、逆に能力が少し足りないけどその役目を任せて成長する・・・ということもありますから。

木の場合はもう適材適所というのはほぼ決まっていますが、人の場合の適材適所はいい意味でも悪い意味でもなかなか決まっていないといえるかもしれませんね。

そう、可能性は無限大ってことですね!

 

最後に

そんな適材適所の話で最後にこれだけは言わせてください。

一昔前の巨人では、打線が4番バッターだらけ・・・という時代がありました。いわゆるひとつの90年代後半からミレニアム打線のあの頃ですね~。ええ~。はい~~~。

スタメンが松井・清原・石井・広沢とか、そのあとの時代はマルティネス・江藤と4番バッタータイプを獲得したこともありました。

しかしホームランバッターが並ぶから勝てるというわけではなかったんです。やはり足の速い選手、つなぐのがうまい選手、守備のうまい選手、いろんな選手の特性がありますので適材適所が大事ですよね。笑

という適材適所の話でした。ええ~~~。はい~~~~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。