家事動線がいいのは憧れるけど、その数歩のために予算が上がってしまうかも・・・
家事動線のいい家にしたい!
「せっかく家を建てる(注文住宅の新築)なら、家事動線のいい間取りにしたいですよね~!」
・・・と、いろんな雑誌、住宅展示場の営業マン、広告とかどこでもそう言われることも多いので、やっぱりみなさん家事動線をよくしたい!と思われるもんです。
当然、家事動線をよくしましょう!ということに大賛成でなんですが、極端にそれを意識しすぎるとデメリットも出てくるよね~っていう話を今日はします。
なお、そもそも家事動線という言葉は、家事をするのにどの部屋をどう通っていくのか?という感じの言葉です。(感じの言葉って。笑)
その家事というと主には料理・洗濯・掃除といったところですが、動線に関して言うと料理と洗濯が大きいので、そこに焦点をあてて間取りを書いてみましょう!!
それをどうしたい?
では料理と洗濯でどういう動線が便利か?というと、
「料理をしている最中も、子どもの様子を見渡せるようにしたい」
「洗った洗濯物は重いし、なるべく運ばずに済ませたい」
「物干しは物干し専用スペースがあると便利だ」
「クローゼットを通り抜けるようにして家族みんなが使いやすいようにしたい」
「物干しした後服をたたむちょっとしたスペース(カウンター)が欲しい」
などなど・・・考え出せばなかなかの数の要望が出てきますね。
実例案
そして、そんな要望を叶えた動線がコチラ。
・料理をしている最中、子どもの様子が見渡せる
・洗った洗濯物をすぐ物干し部屋(U.T)で干してその後たたむことができる
・たたんだとそのままファミリークローゼット(W.I.C)にもっていける
・誰かがお風呂に入っていても服を取りにいける
・料理⇔洗濯⇔お風呂の動線がぐるっとまわれる
という感じで。
デメリット
しかし、この間取りのデメリットは
・面積が大きくなってしまって予算が上がる
・動線を優先するあまりに収納スペースが減る
などがありまして、やっぱり一つ目の予算が上がることが大きなハードルとして立ちはだかりますなぁ。笑
そしてさらに、実は動線をよくするために家が大きくなればなるほど、歩く歩数は増えてしまうというも言えたりするんです。
部屋をもう少しコンパクトにして、全体的に無駄になりそうなスペースを削ることで家が小さくなり、その分歩く歩数は減るという考えだってできるということ。
最後に
なんとも皮肉ですが、あれもこれも欲しいと動線をよくした大きな家と、これはあれで大丈夫と合理的に考えたコンパクトな家の、歩く歩数はあまり変わらない・・・ということも言えたりするということです。
ただ、今日は少し極端に表現しているブログですので、「家事動線がいいのは憧れるけど、その数歩のために予算が上がってしまうかも・・・。うんうん。おんおん。」ってくらいでいいので、少し意識してみてくださいね~~~!
そんなあなたの家づくりのお役に立つことを願ってブログを書いてむぅぁうす!
シャキッ‼
↑シンプルノート公式ホームページはコチラ
↑シンプルノートの発表会&セミナー・相談会「家づくりで絶対にやってはいけない10の事」は2019年11月23日(祝・土)開催です!
【一緒に働く仲間を募集してます!】
※ 「あめりか屋求人ページ」にて、あめりか屋が今募集している人材をご紹介しています!未経験でもあめりか屋で家づくりの仕事をしてみたい!と、チラッと思っていただいた方はクリックしてみてくださいね~
~今日の体重=88.1(-0.0)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。