タイムカプセル手紙

先日、会社のとある部屋を模様替えするために、いろいろと片付けをしていたらこんなものが出てきました。

私の祖父(先代の社長であり創業者)が昭和56年に大病を患いました。その頃まだ会社の社長職をしていた祖父は、もう命は長く無いと悟ったようで、この写真は祖父が入院先の病院から会社宛に出した手紙だそうです。
その内容は…「自分はこんなことになり、不甲斐なく申し訳ない」「残されたみんなでチームワーク良くやってほしい」「経費は節約しなさい」「この時期(2月・3月)は冬で大工が空きがちになるので、〇〇を作っておけ」「社員旅行はやめるか、1泊にしなさい」といった内容でした。
自分の最期がくると思った人の割には細かいこと書いてるな(汗)、とも思いましたが、思いついたことを書きなぐったのでしょう。
それから30年以上経ち、会社の状況も人員も業界の流れも大きく変わったいま、先代の社長の思いはちゃんと引き継がれているのか?とふと考えさせられました。
「チームワークよく」
これは特に胸に響く言葉です。仕事とは厳しい中にも、仲間としての連帯感を持ったチームで無ければならないと普段思っているだけに、「今の状況はあかんぞ!」と言われているような気がしました。創業者の思いというものは受け継ぎ、守り、そして引き継いでいかねば、継続的な会社の活動はないということを感じました。(会社だけでなく、普段の生活でもそうですね。)
PS.
このあと祖父は病気から完全に回復し、それから20年近く生きましたけど。


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。