住宅ローンのキホンその1

住宅ローンの金利の動向について以前このブログでお話ししました。今後の金利がどうなるとか断定はできないものの、金利によって大きく支払い総額が変わるっていう話（そのブログはコチラ）をしたころ、いくつか反響をいただきましたので、住宅ローンについて簡単なところからお話をしてみます。（おおまかな説明ですので、細かい条件説明などは省略しています。あくまでイメージでとらえてくださいね。）

住宅ローンの金利は現在、超低金利時代と言われてまして、変動金利では1％を切るものもあるんです。固定金利の代表的なフラット35でも4月の金利は史上最低金利の1.8％ということで、今月竣工したぼくの大学の友達の家はフラット35Ｓということで今の低い金利でローンを組めるとのこと。おめでとう！うらやますぃ！

さて、住宅ローンで超キホンとなるお話の本題に入ります。（住宅ローンについてお詳しい方にはハッキリ言って物足りない内容です。申し訳ありません。）最近でよくありそう、かつ説明しやすいローンでかんた～んに説明します。

借入額３０００万円の住宅ローン（よくありそうな条件＝３５年/元利均等/金利2.5％/諸費用別）で組んだら金利っていくらになると思いますか？

「３０００万円の金利でしょ～？え～５００万くらい～？」
「んなわけないじゃん！１０００万くらいするかもよ～」

というコギャル（死語）の会話が聞こえてきそうですが、違うんです。この場合の金利ってなんと約１５０４万円にもなるんです。

家づくりの仕事をしはじめて、この事実を知った時、「こんなに高いの！！！ひぃぃえぇぇぇ～！！！」って思い、びっくりしたのをおぼえています。

簡単にいうと、３０００万円の家を買おうと思っても、総額４５０４万円の家を買うというわけなんですよね。今は超低金利時代と言われていてもですよ。（金利の条件は高めで計算してますけどね）

この事実って、住宅ローン組む気が一気になえる話しではありますが、しょうがないことではありますし。住宅ローンを組まないと夢のマイホームを建てられない人が大抵ですし。この世の中の仕組みに反発して、盗んだバイクで走りだしてもなにもかわりませんし。

こんな感じで社会に反発してもねぇ…。

だったら、住宅ローンを組むみなさんにはお得な住宅ローンを選んで欲しいって思うんです。さらに言うならば賢い資金計画をして欲しいんです！！そしてお得とまではいかなくても、損をしないでほしい！

住宅ローン…ん～よく分からないし、お任せします…とは言わないでください！すこ～しだけでも勉強して、自分たちにあった資金計画を模索して欲しいんです！

では、どうやって損をしない住宅ローンを探せばいいのか？
明日のブログ「住宅ローンのキホンその2」http://amerikaya.exblog.jp/20358225/へつづく・・・。

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家づくりのアドバイザー
篠原　秀和
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