シックハウスって?(解決編)

今日は昨日の「シックハウスって?」の続きです。あのまま、次回へ続くとなったので、心配で眠れなくなったじゃないか!というクレームをいただいてます!というわけではもちろんありませんが、続きを楽しみにしている人がいることを願って…(汗)
…それではご興味のある方は以下が解決編です。
有害物質(ホルムアルデヒド等)の規格を示す基準があるんです。その基準をクリアしたというマーク=F☆☆☆☆というのがついていれば、そんなに気にすることはありません。

↑こんなやつ
逆に、F☆☆☆☆がついて無さそうな激安フローリングや、激安輸入家具などはついてない可能性あるので確認してもらうと良さそうです。
ただ、ほとんどの会社さんはF☆☆☆☆がついて無いものは使っていません。(うちももちろん使いません。)
それでも心配だっていう場合は、建物が出来た時点で、空気環境測定という試験を行うこともできます。公共施設などはほとんど行いますが、一般の戸建住宅でそこまですることはあまりありませんが、かなり心配してしまってどうしようもないっていう場合は試験をしてもらってもいいのではないでしょうか?数万円はかかりますが。(ぼく的にはしなくていいと思いますけど)その空気環境試験もふつうにしていたらだいたいが基準値クリアーの判定がでます。
でもしかし、どんな材料使っていても総合的に発散量がゼロというわけではないので、換気もしっかりしなきゃいけません。換気は大事なんです。
今の家には、換気扇をつけることが法律的に義務付けされています。ですので、24時間換気というものがついているはずです。
ここで問題なのが、その換気扇をOFFにしてしまったり、空気の入口(吸気口)を寒いからと言って閉めてしまってたりしていることです。これが良くあるケースなんですねよねぇ。
とにかく、24時間換気をONにして名前の通り24時間常に換気させること。それと、自分で定期的に窓の開け閉めで、部屋の空気の入れ替えを定期的にしてやること。(結露対策にもなりますし。)
つまり
F☆☆☆☆を使っていて、換気をしっかりしていたら、だいたいが大丈夫なんです。
というわけで、最後に・・・
「自然素材を使わないと子どもにとって健康じゃない!」とまで言う人もいますが、あまり極端なことは言うのはいかがなものかと思いますね~。自然素材の方がもちろんいいってのはぼくも大賛成ですが、自然素材じゃなきゃいけないと断言するのはいかがなものかと…。
とにかく材料も大事ですが、換気も大事です。
PS
その換気と一言で言ってもいろいろとありますので、それについてはまた今度書きますね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
家づくりのアドバイザー
篠原 秀和
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。