【いつ家を建てるべき?】消費税増税が見送りされたけど、家の買い時っていつなのかを考えてみた。

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
とある公民館でほっこりする川柳を見つけました。
「家のこと 何んにもせずに 菊づくり」
 
 
 
さて、昨日のブログでは、消費税増税見送りの影響がどうでるか?という内容でした。ただ、住宅を購入しようと考えている人にとって知りたいことって
いろいろ補助金があるのは分かったけど、じゃあ、いつが買い時なの?
って話ですよね。いろんな意見はあるかと思いますが、完全なるぼくの主観で今日は書いてみたいと思います。
 
 
・補助金とかはあまり気にしないくていい!
 
すまい給付金と住宅ローン減税枠拡幅という2つは、そもそも消費税増税前(5%)と消費税増税後(8%)の差額を埋めてくれる対策なんです。
 
かんたんにいうと、消費税増税前で家を買おうが、消費税増税後で買おうが、どちらでもそんなに変わらないようにしてくれているってことです。
(家の新築にまつわるお金(家電やもろもろのお金)は変わりますけどね。)
 
【ぼくの意見まとめ】家については消費税増税前でも後でもそれほど気にしなくていいんです。
 
 
 
・今、住宅ローンの金利が安いのは事実です!
 
今(2014年11月時点)の住宅ローンの金利は安いという状態なのは間違いないです。今までは金利が2~4%で推移している時期が長かったのですが(バブルの頃なんて8.5%あった時期もありました!)今や1%代ですから。(かんたんに言ってます。詳しくは住宅ローンの商品により違いますので。)ここ数年史上最低金利をずーっと推移していると言われていますから。
で、今後どうなっていくかというと、かんたんに言うと、景気が回復すれば住宅ローンの金利も上がります。しかもこの金利の違いは、消費税増税の影響など軽くふっ飛ばすくらいの利息の差になりますから。
 
ただ、金利の難しいところは、景気が今後どうなるか分からないし、金利もどうなるか分からないというところ。はっきりとしたことが言えないんですね。
 
【ぼくの意見まとめ】金利が安い今、家を買うのはねらい目!なのは間違いないんですが、今後の金利については分かりません。
 
 
 
家の価格って上がったり下がったりするんです!
 
実は家の価格は長い目でみると一定ではありません。物価が上がるということは、家を建てる際に仕入れる材料費もあがりますし、働く職人さんの賃金も上がることに。つまり物価が上がれば家の値段も上がります。
 
また、今年の1~3月は消費税増税前の駆け込みが増えました。全国的に需要がいきなり増えると、仕入れる材料が足りなくなるんですね。そうなると材料の価格があがり、つまりは家の価格も上がる傾向になるわけです。
 
そして逆に駆け込み需要が終わると、材料価格も落ち着いてきます。つまり家の価格も元に下がる傾向になります。
 
【ぼくの意見まとめ】でも実は価格の変動ってあまり読めないので、気にしてもしょうがないです。
 
 
 
今のお住まいで賃貸料払っている場合は要注意!
 
今のお住まいが賃貸アパートだったりすると、賃貸料を払っていますよね。この賃貸料を払いながら頭金を貯めて・・・だなんて苦労するよりも、頭金ゼロで思い切って家を買った方が得をするという場合が往々にしてあります。あ、ただ頭金ゼロが必ずしもいいってわけではないのであしからず
 
【ぼくの意見まとめ】賃貸料発生しているなら、早めに家を買ったほうがいいかもしれません。
 
 
・ご家族の今の状況・今後の計画を考えよう!
まずはご自身の年齢を考えてみてください。住宅ローンって多くのご家族が35年で組みます。35年後の年齢を考えると早ければ早いほうがいいとも言えるケースが多いですね。
そして、お仕事の状況や、お子さんのこともあるでしょう。また親御さんの今後の絡みもあるでしょうし、その他いろんなご家族の状況や計画がありますよね。
また今の貯蓄がいくらあるのかも注目ポイントですね。
【ぼくの意見まとめ】家族の状況・計画により購入時期というのは大きく左右されますね。
・お子さんと一緒に暮らす時間は意外と短い
家を建てて住む時間というのはとても長いものです。特に子育て世代の場合、40年、50年となりますから。しかし、お子さんと一緒に暮らす時間というものは意外と短いんです。小学1年生(7歳)の時に家を建てても、大学進学(18歳)で家を出るとしたらなんと12年間しか一緒に暮らす時間はありません。「子どものためにも家を建てたい」そう思うのが親の心情かと思います。であるのであれば、お子さんと一緒に暮らす時間をできるだけ長くするために、早く家を建てるという選択肢もあると思います。
【ぼくの意見まとめ】お子さんと一緒に暮らす時間を長くするという選択肢もいいと思います。
 
 
 
・じゃあ、いつ家を買えばいいの?
なんだかここまで読むとぼくは「家を今すぐ買った方が得ですよ!今!早く!!」と急かす営業マンみたいですが(汗)、一番大事なのは、ご家族の状況と計画だと思っています。つまりご家族それぞれによるので、一般論として早めに家を買ったほうがいいとは思いますが、それぞれのご家庭にとっては早いほうがいいとは言いきれません。
というわけで、最後のまとめにふさわしい名言をご紹介します。
『住宅ローンとは、住宅のための住宅ローンではなく、家族が幸せになるための住宅ローンである』
by 篠原秀和
・・・篠原秀和て!!笑
PS
あめりか屋の家づくりは、お客さまと一緒になって資金計画をして、「じゃあいつ家を買えばいいのか?」を考えて安心した上で家づくりをすすめるようにしています。資金計画からお気軽にお問合せください…と言っても、なかなかお気軽には連絡できないものですが、なにか聞きたいこと・相談したいことありましたら、ぜひご連絡くださいませ~^^
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今日の体重=82.4kg(-0.7)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。