アントチェアの正規品とコピー品の違い

こんにちは福井県敦賀市の建築会社あめりか屋篠原秀和です。暑い日が続きますね~。そんな今日もはりきってブログを書いてます。
今日はシャレオツなイスについて…
アルネ・ヤコブセン(デンマークの建築家・デザイナー。モダニズムの革命児と言われる巨匠。1902~1971。巨匠つながりでコチラのブログ(フランクロイドライトの名言?)もぜひご覧ください。)の
アントチェアっていうイスをご存じですか?

↑こんなシャレオツなイスがアントチェア(別名アリンコチェア)です。
個人的にはこのアントチェアに、特別な思い入れがあるんです。
なぜかと言うと、ぼくが高校3年生の時大学進学が決まり、さぁはれて一人暮らしをしよう!!ワーイワーイ!!イヤッホ~イ!!ということになったわけですが、一人暮らし用の家具を買いに行った時、このアントチェアに一目ぼれしました。かなり高かったのですが親にお願いして、一応勉強するためのイスとして買っていただいたということがあったからです。
当時は、アルネ・ヤコブセンってなに?なにもの?ヤコブセンってあるね?っていうくらいの知識でしたので、なにも知らなかったわけですが、数あるイスの中でこれがとてもかっこよく見えたわけです。
あとで、有名なデザイナーが作った有名なイスということが分かり、ぼくの当時のセンスもなかなかのものだったんだなぁ~と、自画自賛?したものです。笑
ところで、最近こういった名作とよばれるイスやソファーなどは、正規品とコピー品(リプロダクト、ジェネリック製品ともいいます。版権が切れているからできる。)が出ているんですね。
そこで一年前くらいになりますが、会社でイスを買う時にそのコピー品を買ったわけです。

左(木目)が一年前に買ったコピー品(4000円くらいでした)
右(白)が1995年に買った正規品(現在は40,000円~50,000円くらいのようです。当時もかなり高かったという記憶があります。)
こんな写真で見た感じでは全く違いが分かりませんよね?
コピーはしょせんコピーなので、安いけど、品質が悪いと言われます。
そこで比べてみました。
①座り心地:正規品の方がフィット感あるような気がしますが、これは座り比べたから。どちらかしか無かったらはっきり言って違いは分かりません。
②耐久性:これは正規品の方が間違いなくいいと思います。正規品は18年経った今でもびくともしてませんが、コピー品はこないだぼくが思いっきりもたれかかったら、バキっという大きな音がしました。何回かそれをしたらもう壊れてしまいそうです。
(一般の方でしたら壊れないかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで…)
③ディテール(細部):細かいところの精密さはやはり正規品の方がいいですね。しかし、イスに座るのにそんなジロジロ見たりはしないかと…。
④所有感:これがあるから正規品を買うという人も多いでしょうが、ぼくもそういった所有感は感じはしますが、値段がこれほどまでに違うとねぇ…。
…ということで、価格がこれほどまでに違うとコピー品を選ぶ人がかなり多いのでは?と思いますし、ぼくもたぶん今度もコピー品を買ってしまうでしょう
そもそもコピー品が悪というわけではないと思います。版権が切れているわけですから。価格が安いおかげで、このような名作と言われる高級品でも多くの人が使うことになるわけで、それはそれでマイホームでの食事を心地よいものにしたり、お仕事を豊かなものにすることつながるからです。
この記事がみなさんのご参考になりますことを願って。。。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋(木造住宅の新築・リフォーム、店舗・事務所の新築・リフォーム)
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和(しのはら ひでかず)
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。