地盤が軟弱な可能性がある地名(地名が物語るその土地の歴史)

こんにちは。福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
まずはこんなシュールな写真をお送りしてみます。

いろいろと突っ込みどころがあるのは、とりあえず置いておきまして・・・(汗)
これは沼地です。
さて、家を建てる時、こんな沼地を埋め立てて地盤を造成した上に建てるということになったら、
・地盤は大丈夫かなぁ・・・?
・沼地を埋めてるからなんだか弱そうだなぁ~・・・。
と心配になりますよね。
そんな感じで、土地を購入する時点では、地盤がキレイに造成されていても元々の沼地を埋め立てていると、地盤が軟弱なケースがあります。
そうしますと、地盤の改良・対策工事が発生しまして、予期せぬ工事の出費となる可能性があるんですね。
「それは避けたい!」という方がほとんどかと思います。地盤が元々良好であれば発生しない費用ですしね。
これについては、地盤調査を実際にしないとはっきりとは判別しないのが実情ではあるんですが、予備知識として地名からでもある程度ではありますが推測できるんですね。
なぜならば、地名はその土地の歴史を物語っているからです!
というわけで・・・
「ズバリ言うわよ!こんな地名はもしかしたら軟弱地盤かも???
【湿地や水田に由来する地名】
仁田(にた)、野田(のだ)、牟田(むた)、新田(しんでん)、新開(しんかい)、古賀(こが)、江田(えだ) など
【湿地や低湿地に由来する地名】
谷津(やつ)、谷地(やち)、阿久津(あくつ)、五味(ごみ)、浮田(うきた)、曽根(そね)、赤野(あかの)、沢(さわ) など
【入江や窪地、干拓地などに由来する地名】
和田(わだ)、別所(べっしょ)、須賀(すが)、勝俣(かつまた)、久保(くぼ) など
【水辺の動植物の名が付く地名】
鷺(さぎ)、鶴(つる)、鵜(う)、亀(かめ)、蓮(はす)、葦(あし)、蒲(かま)、芦(あし) など
【水に関連する文字の付く地名】
船(ふね)、橋(はし)、堀(ほり)、堤(つつみ)、沖(おき)、浜(はま)、浦(うら)、州(しゅう)、塩(しお)、菅(すが)、淀(よど) など
あくまで参考程度にしかなりませんが、土地を買う時にこういうことも頭に入れておくとなにかの足しにはなるかもしれません。
あと、今住んでいる地名があてはまってももう建って数年経過していて、沈下がなければ気にすることはないかと思います。ご安心ください。
あ、そういや、
ちなみに、ぼくは大学時代は・・・
千葉県船橋谷津 という住所に住んでいました。おもいっきり、水に関連して、湿地や低湿地に由来する地名だったんですね!!笑(地盤沈下があるとかなんとかそんなのは全然分からなかったですけどね。)
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
--------------------------------------------------
株式会社あめりか屋(木造住宅の新築・リフォーム、店舗・事務所の新築・リフォーム)
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和(しのはら ひでかず)
facebook・twitterやってます。ぜひお友達になってください。
--------------------------------------------------


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。