南面は日当たりがいいから夏は暑くなるというのは間違いだよね

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。

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暑くなってきたよね

今日は5月23日。まだ季節は春のはずなんですが、暑くなってきましたね~。今日も28度まで最高気温が上がるとか。

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「現場も日陰はいいけど、直射日光浴びるところはもはや夏だよね。」

そんなぼくの顔はどうでもいいのですが、夏の暑さ対策というのは気になるところですね。

 

南向きの窓は日当たりがいいから

よく日当たりをよくするのに南面の窓を大きく取りましょうと言われますし、それに「南向きの窓は日当たりがいい」というイメージありますよね?

ただ、そこでひとつ気になるのが、

『日当たりがいい=夏は暑い』

んじゃないかな?という心配。

夏に日当たりが良すぎて部屋が暑くなるのがイヤだな~と考えている人も多いでしょう。

 

夏の暑さが気になる人は・・・

そんな夏が暑いというデメリットを一番に心配される方は、南面の窓をやめて、東面の窓にしたほうがいいような気がしてきませんか?

東面だと南面よりも日当たりが悪いだろうし、まだそれほど気温が暑くなっていない午前の時間帯に日差しをあびて、夕方には日差しをあびないだろうから。

(逆に西面だと、夕方の気温が暑くなってからの時間帯に日差しをあびるので東よりも暑そうですしね。)

そんなことを考えてると、

夏の暑さが気になる人は、南面じゃなくて東面の窓を多くとるといいですよ!

 

・・・というのはウソです!!!

 

南面の日当たりの量

季節による太陽の動きはこうなります。

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ということになるので、

 

壁面としての可照時間は・・・

冬季:南面のほうが東面・西面より長い。

夏季:東面・西面のほうが南面より長い。

北面:半年間日照がない。

ってことになるんです。

 

南面は夏涼しくて冬暖かい

それによる日照による受熱量は

冬至南面>南東・南西面>東西面

夏至:東西面>北東・北西面>南面>北面

という理論になるわけですね。

てことでまとめると・・・

南面の窓は、冬に最も長時間日照を受け、夏には東西よりも短い時間しか日照を受けないんですね。

てことは、南面は、夏に涼しく、冬は暖かいんですね~。

 

だから南面が一番いい

だから、南面が一番いいとされているんです!

南面が年中、日が一番あたるから、最もいいとされているわけじゃないんですよ~。

そこんとこ勘違いされている方が多い!よろしくお願いします!笑

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。