頭金が無いから3年間貯金して…っていうのはダメだよ!?

頭金って用意してる?

家を建てるのに住宅ローンを借りる方がほとんどですが、頭金を用意することがセオリーとなっています。

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ぼくはこう見えてもセロリが好きです。ええ~はい~~。

・・・な、なんせ住宅ローンを借りる額は少ないほうがいいに決まってますからね~。

ただ、頭金を用意できているご家庭もいれば、用意できていない場合もありますよね。そんなときよくあるのが毎月貯金して頭金を貯めようってなります。

3年間とりあえず貯金しようかなぁ・・・っていうのはダメなんです!という意見もあったりするんですねぇ。

 

貯金しているうちに金利が上がる?

なぜかというと今は、史上最低の金利で超低金利時代と言われているくらい金利が低いから。

たとえば、一年間貯金を100万円するとします。そうなると単純に計算すると月々8.3万円。今家賃が発生していないならいいですが、家賃を払いながらさらに住居のための貯蓄を月々8.3万円するというのはかんたんなことではないはず。

そんなかんたんではない思いをして、3年間貯めてやっと頭金300万円を作ったとして、住宅ローンを借りようとしたら金利が上がってしまっていて、総支払いが200万円ほど増えてしまったので、頭金の300万円の効果がかなり薄くなってしまった・・・だなんてことになったりしたら最悪ですからね~。

(たとえばの話ですけどね)

 

親御さんに相談してみる

頭金を準備する方法として王道なのが、頭金を贈与していただくこと。

「子ども(孫)が家を建てるなら、援助してあげてもいい」と思うお父さんお母さん、またはおじいちゃん、おばあちゃんは少なくありません。

みなさん、金額の大小はあれど多くの方が贈与を受けてるもんです。援助が全くの0円という方のほうが少数派ですしね。

親(祖父母)に相談してみることって悪いことではないと思いますし、一度ちゃんとお話をする場を設けてみてはいかがでしょうか?

家づくりの計画をスタートする前に確認することが大事ですね~。後回しにするよりも最初に筋を通す意味もこめてちゃんと相談してみましょう。

※なお、贈与される場合は贈与税に注意してくださいね

 

貯金ができない生活

金利が低い今だからこそ頭金を貯金するよりも、他のやり方を考えたほうがいい!という意見をお伝えしました。

ただ、全くの頭金(現金)無しで家を建てることはおススメしていません。

なぜなら、頭金無し=今まで貯金があまりできていないということが予想されますが、貯金ができない生活・・・つまり、収支のバランスが悪いのかもしれません。もちろんご家庭の状況によりけりですが。

金利の低い住宅ローンと言っても、無理して借りるもんではないのでね。

 

まとめ

頭金を用意していたほうがいいに決まってますが、頭金を貯めているうちに金利が上がったらどうしようもないという心配があるので、頭金無しでもいいけど貯蓄できるような収支バランスを見直していきましょうね~という話でした。

ぼくはいつも言うのですが・・・

あたりまえのことだけど、家を建てることが人生の全てではありません。建てた自分たちのお気に入りの家で暮らすことで家族の暮らしが豊になることが目的なので、資金計画も無理になりすぎないように考えてもらいたいな~と。

そんなことを思いつつ今日もがんばります!

今日もヘルハラがんばります!!!

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。