外壁に木の板を使うならなるべく雨に直接濡れないほうがいいよね

外壁に木の板を使ったおうち

外壁サイディング(窯業系サイディング)のおうちが全盛の今。あめりか屋では予算的にいけるのであれば、塗り壁、タイル、ガルバリウム鋼板、そして無垢の木の板を外壁に使うことを一般的にはおススメしています。(時と場合によりますが)

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緑に囲まれて暮らす平屋の家

このように外壁を木の板(ここはパイン)をはっておさめることが比較的多くあります。

工業製品である窯業系サイディングにはない自然な風合い。ナチュラルな印象というのが魅力ですね。

 

経年劣化が課題

しかしこの木の板は、経年劣化の速度が他の素材よりも一般的には早く進んでしまいます。

ですので、木の板の塗装を定期的(条件にもよりますが3~5年に一度という場合も)にすることが必要になってくるんですね。(あえて無塗装のままで劣化することをよしとすることもありますが、灰色に変わってしまい公園の使われていない遊具のようになります)

窯業系サイディングではそこまでの定期的な塗装メンテナンスも必要ないし、施工性もいいし、コストバランスもとれているので量産されているわけですね~。

というような経年劣化を考えると、木に似せたサイディングが多く採用されているわけですね。

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↑最近では木に似せたサイディングも、よくなってきています。

しかし、やはりホンモノの質感というものには負けてしまいますねぇ・・・。

 

雨がなるべく直接当たらないように

ということで、見た目ではやはりホンモノの木の外壁にしたいけど、なるべくなら塗装メンテは少なくしたいということになるわけです。

そのために、雨がなるべく直接当たらないようなところに採用することもしています。

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直接雨が当たりにくい軒が深く出ているところに、木の外壁を採用しています。

やはり経年劣化の大きな要因は、日当たり、雨によるところが大きいですからね。過酷な条件にならないように傘をさす・・・そんなイメージでしょうか。

 

最後に

と、そんなことを書きましたが、実際には雨に当たりやすいところでも木の板を採用したりもしますし、少しの部分であればメンテナンス費用もさほどかかりません。

劣化について心配しすぎずに、大らかに捉えるということも大事になってきますね~。

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少々むくんでも大らかに捉えていきましょうね~~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。