機能的じゃないものこそ愛着がわいたりもするかもしれませんね
やっぱり古い車が好き
いきなりですが、ぼくは実は古い車(とくに輸入車)が好きです。
ぼくが20代の頃、乗ってたフィアットパンダ(実物)は古い車でしたが、大好きでした。なんなら今でも欲しい車だったりします。笑
機能的じゃないけど、愛着がわくというか。
ぼくはやっぱり古い車が好きなんです。(やっぱり猫が好き風の言い方)
車に関してはぼくと似たような感覚を持っている方も多いかもしれませんね。
機能的じゃないスイッチ
なぜそんなことを言うのか?というと、家づくりにおいても機能的じゃないものを敢えて選ぶということがあるからです。
その分かりやすいものがスイッチ。
これは今ある代表的なスイッチでして、
照明がついてる・ついてないが分かるし、タッチもしやすい、ONかOFFかの見た目の違いが出ない、ネームを入れることができるなど、
とにかく機能的です。要するに使いやすいんですね。
しかし、お客さまのご要望によりこんな味のあるものを選ぶ場合もあります。
↑アメリカンスイッチ
↑トグルスイッチ。しかも真鍮です。
↑グルっと回転させるようなアンティークスイッチ
機能的じゃないけど愛着がわく
これらは決して機能的とは言えません。(選ぶときお客さまに必ずお伝えします)
ただ、見た目が好き。操作したパチン感が好き。味わいが好き。そんな好きなものを大事にするということで、愛着がわくということになるわけです。
先日もお客さまのおうちにアフター点検させてもらったときも、そんなことをおっしゃってましたからね~。
家づくりは機能と効率を追い求めなくてもいい
言いたいのは、このスイッチだけではなくて、そもそも家づくりというのは「機能的で効率を追い求めればいい」ってものでもありません。
例えば、ウッドデッキなんかは効率を考えると、使う頻度も少ないし、機能的とは言えないかもしれません。
ただ、外と中をゆるやかにつなぐ機能があり、天気のいい日なんかはゆったりと過ごせる気持ちのいい空間であり、さらには外観の見た目をよりよくするデザイン上の効果もあります。
一見、無駄なスペースが、暮らしをより豊かにしてくれることもあるんです。
最後に
暮らし方、好きなモノ、趣味・趣向にもちろんよるので、どのご家族にも画一的なことは言いませんが、
「機能的でないものこそ愛着がわいたりもすることもあるんだなぁ~」
という一つの考え方もフワっと知っておいてもらうと、家づくりの幅も広がるってなもんですね~。
ねばならない家づくりじゃなくて、楽しむ家づくりをしていきましょうね!
※写真と本文は関係ございません。笑
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~今日の体重=87.0(+0.3)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。