無垢フローリングと建材フローリングの違いとメリット・デメリットまとめ
無垢フローリングが人気
あめりか屋で家を建てるお客さまにはやっぱり無垢の床が人気です。
↑これはオークの無垢フローリング
フローリング、つまり床って壁とか天井なんかと違って、直接体に触れるところですよね。
だから見た目の違いもあるけど、触った感じの違いってのもあるんですよね~。
無垢と建材の違い
ところで、無垢のフローリングってなんかいいな~っていうイメージを持っている人は多いかもしれませんが、実際に建材(既製品)のフローリングと何が違うのか?はご存知ですか?
かんたんにまとめましょう。
まず並べてみました。
左が建材で、右が無垢。
この画像だけを見たら、なんか色・柄が違うのかな~?ぐらいにしか思えないかもしれませんね。
断面が違う
断面を見てみましょう。
まずは建材フローリング。積層合板とも言われます。市場に出回っている多くの既製品のフローリングがこういう感じですね。
↑よく見ると、何枚か貼り合わせて作られています。
表面には木目のシートや、木を薄くスライスしたものが張り付けられていて、表面のコーティングなども性能がいろいろと違います。
ですので、安価なものもあれば、高いものもありますし、当然見た目も違えば機能性も違います。
次に無垢材。
↑木をそのまま板状に切った(加工した)状態ですね。
木そのものを切った状態なので、触った感じのよさ、見た目の表情が豊かさなどは自然素材の良さです。
樹種によって、傷がつきやすいけど温かい、傷がつきにくいけど硬いものなど、性質もぜんぜん変わってきます。
無垢のメリット・デメリット
ではここでまとめの意味をこめて、無垢のメリットとデメリットをまとめてみます。
【メリット】
・見た目、質感がいい
・温かみがある(ものもある)
・香りがする(ものもある)
・傷がついても味わいになる(ヴィンテージ感が出る)
【デメリット】
・建材よりも高価になりやすい
・施工効率が悪い(手間がかかる、ロスが出たりする)
・反ったり割れたりすることもある
・メンテがある程度必要
・傷がつきやすい
などですね。(一概には言えないところも入れてありますが)
※ちなみに建材のデメリットはこの真逆と言っても過言ではありません。
ぼくは基本的に無垢をおススメします
ということで、それぞれにメリット・デメリットはありますので、お客さまと相談して決めていくんですけど・・・
ぼくは基本的に無垢をおススメしています。
理由は、さっきのデメリットの・・・
・建材よりも高価になりやすいとしても、1階の玄関やリビングくらいはいいものを使いたいから
・施工効率が悪いのは暮らし始めたら関係ないから
・反ったり割れても、暮らしに大した影響はないから(てか、ほぼない)
・メンテナンスを少しさぼり気味でも大した問題はないから
・傷が付きにくい建材フローリングが傷ついたときは見た目的に難アリだから
ということで、ものごとをおおらかに捉えることができるのであれば、デメリットも全てクリアして、メリットをバッチリ享受できるから、ぼくは無垢フローリングのほうを基本的にはおススメしているんですね~。
最後に
フローリングでも無垢と建材の違いをあげましたが、材料選びも家づくりの楽しいポイントのひとつ。
そんな材料選びもぼくと、あーでもない・こーでもないと話し合って決めていきましょうね~。
二重アゴにしか目がいかなくなる不思議な画像を添えてブログを終わりにしますね!
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました~!!!
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~今日の体重=86.8(-0.4)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。