家事動線を良くするなら洗濯・物干し動線を!次に出入りをおさえたい
家事動線
昨日は「動線をよくする間取り」についてブログを書きました⇒動線のいい間取りって実際は収納を無くしてたりするけど大丈夫?
ということで、動線をよくするにもいろいろとメリットとデメリットがあるので、とにかくなんでもいいから動線を良くしよう!というのではなくバランスが大事です。
では何を重視したらいいか?というと、代表格としてあがってくるのが・・・
『家事動線』
↑爽やか奥さまの登場やでぇ!!(無料素材の奥さま。笑)
洗濯・物干し、出入り
暮らしの中で家事というのは毎日のことですし、少ない時間で効率よく・・・と動線をよくしたいというのは当然のご要望ですよね。
ぼくらが設計する段階でも家事動線を全く無視して家づくりすることはありません・・・と、そんな家事をがんばる奥さまの味方のこのぼくが(え?初耳ですか?)家事動線をよくするにはどうしたらいいかについてお伝えします。
ということで、家事動線をここでは大きく、「洗濯・物干し」「出入り」の2つをあげます。これらはみんな毎日のことばかりですし、重要度が高いので。
(※他の考えうる家事動線としては、料理と料理の配膳、掃除なども考えられますが、結構単純なので省略します)
①洗濯・物干しの家事動線
洗濯・物干しというと、洗濯機から物干しへ行って、さらにはたたんで片付けるという場所の関係で家事動線が決まってきます。
洗濯機はやっぱりお風呂の近くというのが一般的ですね。そして物干しをするのが、結構それぞれの家で違います。
やっぱり外で干したいという時もなるべく動線は短くしたいところです。2階のバルコニーで干すのは日当たりもいいでしょうし気持ちもいいですが、1階にある洗濯機からの動線はどうしても長くなってしまいがちです。
毎日のことですし、何より水分を含んだ洗濯物を運ぶのは結構重い。リビングに干すと生活観出まくりますし、やっぱり洗濯機からすぐのところに物干し部屋があるというのが最もおススメしたいところ。
①洗濯・物干しの理想的間取り
そんな洗濯・物干しの理想的な間取りをご紹介します。
脱衣場で脱いだ服を洗濯物干し室で、洗濯と物干しをして、それをたたんでファミリークローゼットで片付けるという。
かなり最短とも言える動線です。
動線が短い=洗濯物を運んでうろうろしないということなので、糸くずやホコリが舞うことの防止にもなりますし、かなり家事が楽になりますね!
②家に帰ってきた出入りの家事動線
出入りというと、買い物をして帰ってきたときというのが主に考えるところ。
買い物も結構重くなりますよね。車から降りて、玄関から入ってきてキッチンまで行くのがなるべくスムーズにと、その出入りの動線が短くということを考えるところです。
雨に濡れずに家に入って、玄関からパントリーに荷物を置ける動線・・・だなんてのも理想ですね~。
②ゴミを出すときの出入りの家事動線
また、ゴミを出すという動線も重要です。
たいていゴミ箱は、キッチンの近くにありますが、ゴミ袋を仮に置ける土間なんかがあって、勝手口からすぐゴミを出しにいける・・・だなんてのもいいですね。(緑の動線)
しかし逆に勝手口からゴミステーションまでの動線が遠いし、通勤のついでで捨てるからと結局玄関からゴミ出しをするなら、敢えて勝手口は無くして収納スペースにあてるというのも実は有効です。
まとめ
そんなこんなで大きく二つだけお伝えしました。まとめると
・洗濯機⇔持干し(⇔あわよくば衣類収納)
・玄関⇔キッチン⇔勝手口
をまずはおさえとくといいかもしれませんね!
最後に
このようにして、家事動線について一緒に考えてきましたが、どうしてもあれもこれも・・・となってしまいがち。
動線ばかり優先すると、おかしな間取りになってしまったり、予算オーバーになってしまったりとなかなか難しいところもありますので、優先順位を考えて、自分たちはどうなんだろうか?をご夫婦で話し合うことが大事ですね~。
↑LINE@からもお問い合わせはお気軽にどうぞ
【シノハラFacebookグループ】
※ 「シノハラブログ愛読者の会」というこのぼくのブログを愛読している方が集うFacebookグループ(非公開)があります。気になる方はクリックしてみてくださいね。そして入りたい人はお気軽に申請してください~。
【あわせてこんな記事もおススメ】
※ 動線のいい間取りって実際は収納を無くしてたりするけど大丈夫?
※ 吹き抜けのメリット・デメリットとちょうどいい高さの天井のススメ
~今日の体重=87.0(-0.3)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。