ヘリンボーン貼りの床や壁っていいよね!
ヘリンボーン
少し前から流行っていると言ってもいいとか流行っていないとかの「ヘリンボーン」という技法はご存知ですか?
あ、西川ヘレンがボーンではありませんよ。
つまらないですね。すみません。でもたまにはいいじゃん。あ、いやすみません。
・・・という無駄な文章はさておき、
建築関係ではこんな柄で床や壁を張る技法を「ヘリンボーン」といいます。
クラシカルな印象もありましたが、今はアメリカンでちょっとラフなイメージにも合ったりしますし、いや~~かっこいいですよね~。
ヘリンボーンとは
ヘリンボーンとは、herringbone=魚のニシンの骨に由来しています。V字形や長方形を縦横に連続して組合せられた柄のことをいいます。
さきほど建築関係ではと言ったのも、建築以外の世界でもヘリンボーンという言葉は使われるからです。ヘリンボーン柄のジャケット、シャツ、ネクタイなどと言ったアパレル関係でも使われるものなんですね~。
壁や床に貼るとかっこいいよね
住宅でも多くの方が好むようになってまして、壁にはったり
床にはったり
と、うちで建てたおうちでもいくつも採用されてきました。
無垢材だと施工が大変
ただ、無垢材だと施工が大変です。一枚一枚をナナメに張り合わせていくものですから、誤差が生まれやすいんです。
さらには無垢材特有の伸び・縮みがありますので、すき間をゼロにするというのはなかなか難しいんですね~。
ですので、無垢材でヘリンボーンを貼る場合は、少々のすき間くらいは大目にみてもらうのと、手間がかかるので施工費が高めになってしまうのをご理解ください・・・って感じです。
無垢以外のやり方
逆に実は、ヘリンボーンにプリントしたものや何枚か組み合わさったものをヘリンボーン柄にしていくという既製品のやり方もあります。
上記写真の壁の写真は無垢材のヘリンボーンですが、ヘリンボーンの床は実は無垢材ではなく、ヘリンボーン柄がプリントされたものです。
↑これも同じでして、洗面所などによく使われるCFシートというクッション性のあるビニールのシートの、ヘリンボーン柄のものなんですね~。
そして何枚か組み合わさったものをヘリンボーン柄にしていくという既製品がコチラ。
4枚が一組になってますが、こういうやつも検討候補に入れてもいいかな~とは思います。
最後に
でもやっぱり無垢がいいよね。
いろいろあれこれ言いましたが、予算さえクリアできれば、あたたかみ、素材感、さわり心地、その全てがやはり無垢がいいなと。
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今日の体重=87.7(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。