消費税10%で建てたほうが得するので増税後に家を建てる方が多い

消費税が10%にあがりますね

今年(2019年)の10月からいよいよホントに消費税があがっちゃいますね。

ぼくは安倍総理を応援していますが、消費税増税だけは反対派です。

・・・とかぼくが何か言っても全く関係なく、本当に増税されるみたいですね!汗(2019年6月21日現在)

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オレンジで8⇒10となると、どうしても「原」⇒「駒田」を連想してしまいますが、消費税の話ですよ!

 

金額が大きいと2%でも大きい

家を建てる金額は大きいので消費税が2%増えるだけで負担は結構あります。

2000万円×2%=40万円

3000万円×2%=60万円

となります。

たかが40万円、たかが60万円と言える方はなかなかいらっしゃいませんね。言えるのであればゴイスーですねっ!笑

 

消費税増税前の駆け込みはあまりない

増税される前に(8%のうちに)家を建てよう!というのが、「増税前の駆け込み需要」と言われたりするのですが、前回の増税(2014年3月)のときはそこそこありました。

そこそこというかかなりありまして、資材納期の遅延、職人の不足など全国的に問題になり、増税後の反動減も問題になりました。

その反省を活かしたかたちで今回の増税における対策が手厚いため、消費税増税前の駆け込み需要というものはあまりありません。

 

増税対策

なぜ駆け込み需要がないのか?というと、「増税後にメリットがでる支援策」が充実しているから。

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※写真の中の違和感はスルーしてください

①住宅ローン減税の控除期間が3年延長

②すまい給付金が最大50万円

③新築最大35万円相当のポイントがもらえる次世代住宅ポイント

④贈与税非課税枠は最大3000万円

などがかなり効果があるから。

※詳しくはそれぞれは他にググってもらうか、住宅会社の方にまた説明してもらってください。

 

こんな人が特に得をする

住宅ローンをたくさん借りる人(土地から買う方は必然的にそうなりますしね)は特に控除される額も大きくなるので有利ですし、家づくりにてお金や土地など贈与される人も有利です。すまい給付金は現金だし、次世代住宅ポイントは実は微妙だな~と思わなくもないですが、実質得をします。

ですので、高収入の方でご自身の貯蓄でしかも現金で家を建てる方は、増税前に建てたほうが良かったということも考えられますが、それ以外の方はたいてい増税後に建てたほうがメリットがあるという勘定になるんですね。

ですので、増税後に家を建てたほうがメリットがあるんですね~。

 

注意点

でも、この支援策も永遠ではないので、まずは2020年3月末までに契約というのがひとつの目安になりそうです。(細かくは他にいろいろありますが)

ここ1~2年のうちに家を建てようかな~~という方は、もうぼちぼち動きださないと増税によるメリットを受けられなくなる恐れもありますので、ご注意くださいね~。

また、これが駆け込み需要になるのでは・・・という心配もありますけどね。

 

最後に

ということで、増税前と後のお金の損得の話をしました。

ただ、家(注文住宅)を建てる目的は、お金の損得などではなく、家族が豊かに暮らすことです。

そこらへん考えるとこのブログに書いてあることに振り回されすぎないようにしましょうね~。笑

こんなブログ書いておいてアレですが、今日のブログのことは忘れてください!!!笑

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。