近隣挨拶で苦労した鹿島建設のときの思い出
近隣挨拶
一般的には、大きな工事が始まる前には「近隣挨拶」を行います。
工事中は数か月の間、騒音や車両などご迷惑をおかけるするのと、万が一のときぼくらへの連絡先と工事内容(工期など)を記載した挨拶文を、関係の方・近隣の方へお渡ししています。
また粗品としてあめりか屋特製タオルも同時にお渡しさせてもらって、ご協力をお願いしています。
「特製っていうほどかよ!笑」というツッコミがあるかもしれませんが、実はなかなか手を拭いたりするタオルとしてちょうどいい品質。
結構愛用しているという声も多く、なかなかの粗品です。笑
住宅の工事着工にあたり
先日も住宅の新築工事が始まるので、近隣挨拶をさせていただきました。
お話させてもらってるときご近所の方からこんなことをおっしゃっていただきました。
「あめりか屋さんは丁寧なんですね~。その隣で新築工事をしている〇〇ホームさんとか△△ハウスさんからは挨拶なかったですよ」
とのこと。
うちはゼネコンの仕事もしているので新築のときは近隣挨拶をするのが当たり前なんですが、ハウスメーカーさんなんかでは近隣挨拶をしないということもあるんですかねぇ~。
鹿島建設のときの思い出
ゼネコンっていう話が出たので、ひとつ思い出話をさせていただきます。
ぼくが鹿島建設で働いていた2004年~2006年頃(27~29歳)の話です。
当時、ぼくのことをかわいがってもらっていた所長から
「シノハラさんは人当たりがいいから近隣挨拶を担当してもらいたいんだよね。頼むよぉ~!」
と言われ、ぼくに重要な役目がいただいたと粋に感じたものです。
鹿島建設のときの思い出2
しかし鹿島建設のその現場は、東京都内は多摩地区にある住宅地に囲まれためちゃくちゃ広大な敷地の現場。
広大な敷地のため挨拶に行く範囲もゆうに200軒を超えるほどはあったかと思います。
その200軒の中には、もちろん挨拶をしてすんなり終わることもありますが、一言チクリと言われたり、「大企業」=「悪」のように言われたりもしました。
なんでぼくがそんなことを言われなきゃいけないのか・・・と思いつつも、鹿島建設という超大きな会社をぼくが代表している気持ちで乗り越えました。
そしてお世話になってる所長から「人当たりの良さ」を評価してもらっているのだから、精一杯の明るさでなんとかやりくりしたものでした。笑
鹿島建設のときの思い出3
しかし、数年後ぼくがこのあめりか屋に変えるために鹿島建設を辞めるとき、その所長から言われたのが
「シノハラさんは几帳面でマジメな性格だから、さぼらずに200軒もの広い範囲の全てのお宅にちゃんと挨拶まわりしてくれると思ってね。他のやつらなら途中で投げ出したりするかもしれなししね。笑
プレッシャーをかけるよりもおだてた方がいいかと思って「人柄がいい」とか言ってみたんだぁ~☆あはは~~~」
と。笑
どちらにしろ、所長からは信頼されてのご指示だったので全然いいのですが、部下のキモチを乗せるのがうまい所長さんでした。
最後に
やっぱり仕事は信頼関係が大事だよね・・・ってことを近隣挨拶の話からだいぶ脱線しましたが、お伝えしました。
今はぼくが社長になり部下を信頼する立場でありますが、部下からも信頼されるようにやることはちゃんとやる、筋を通すということを大切にしていきたいですね~。
~今日の体重=88.8(-0.4)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。