大きな嘘の木の下で(田中修治)を読んで「読書メモ」

OWNDAYS

ぼくがいつもかけているメガネはOWNDAYS(以下オンデーズ)のやつだ。

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視力は両目とも1.0前後あるのにメガネをかけているのは、ブルーライトカットで目を保護したい、オシャレしたい・・・といろいろあるけれど、一番はオンデーズでメガネを買いたかったからだ。

なぜそうなったのかというと、きっかけは短パン社長のSNSでオンデーズを知り、その社員さんとSNS上で仲良くなり、中でも一番ぼくのトゥイートを楽しんでくれた小滝ちゃんからぼくもメガネを買いたいと思ったから。

おかげさまで今では愛用している。何なら2本目を欲しいと思っている。

 

「大きな嘘の木の下で」

さて、今日のブログはそのオンデーズ社長の田中修治さんの2作目の著書「大きな嘘の木の下で」を読んだアウトプットをさせていただく。

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このブログを読んでくれたあなたに少しでも何かのサムシングがうまれればぼくも嬉しい。

 

6つのウソ

本の体系としては、著者の考えるウソが分かりやすく書かれている。

幸福論のウソ

お金論のウソ

仕事論のウソ

成功論のウソ

人生論のウソ

経営論のウソ

よくあるノウハウ本や自己啓発本とは違って実際の体験談をベースに書かれていて、ぼくがここで書き記しておきたい話だけをピックアップしてお伝えする。

 

仕事論のウソ

【特に共感したところを本文から引用】

・・・

よく「仕事がつまらない」と言っている人を見かけるが、その場合の「仕事」とは実は「労働」だ。

「プライベートと仕事を分けたい」「オン・オフをきっちりしたい」と言う人もいる。そういう人がやっている「仕事」も実は、ただの「労働」なのだ。

・・・

学校の先生も、労働としてやっている人たちはすごくいい加減だ。

一方で「子どもたちが成長するのを助けたい」「自分の経験を子どもたちに伝えたい」という思いがある先生は質の高い教育をしてくれている。

・・・

労働をしている店員と、仕事をしている店員の違い

「どこにでもあるものを、そこらへんにいる人が適当に売る」という売り方は早ければあと数年のうちに淘汰されていくだろう。

・・・

みんな、「お金をもらうことが労働だ」という感覚が体に染み込まれすぎている。「会社に行く=お金をもらう」ことになってしまっている。

会社で働いたり、会社から給料をもらったりしている時点で「これは労働なんだ」と自ら決め付けてしまっている。自分から仕事をつまらなくしてしまっているのだ。

・・・

労働と遊びの境界線は実はどこにも存在していない。

要は自分がその行為をどう捉えるか?自分の考え方次第で仕事は遊びにも労働にも変えられるのである。

・・・

たまにその矛盾に気づいた若い人が、労働を少しでも面白いものに変えようと試みても、

「若いやつは仕事の大変さが分かっていない。仕事とはそういうもんだ。」とか「仕事は遊びじゃない。真面目にやれ」

などと言って、自分たちのしてきた生産性の低い行為を、抽象的な精神論にすり替えて正当化しようとする。

でも楽しく遊ぶことの何がいけないのだろうか?むしろ、楽しく遊んだ方が、効率よく仕事ができるはずだ。

(P82~P116)

 

家づくりの仕事は遊びだ

上記の文章になぜ共感したのか?というと、ぼくがやっている家づくりの仕事も遊びだからだ。

誤解を恐れず言うが、お客さまの家づくりをさせていただく仕事をさせてもらっているぼくからしたら、

お客さまと初めてお会いして話をするのも、間取りを一緒に考えるのも、社内でああでもないこうでもないとその家のつくりについて議論するのも、カッコいいデザインのドアや照明なんかをお客さまに提案するのも、できたおうちの写真をSNSで発信するのも、全部楽しい遊びのような仕事だからだ。

さらには、

休みの日にカフェに行けばあんなデザインがカッコいいとメモをして、寝る前にインスタを見ればそんな提案をするのもおもしろなと保存して、街を歩いて白い外壁の家を見たら「もっと白いほうがカッコいいな」と思い次の施工する白い外壁のおうちのことを思いめぐらせたりもする。

当然これらは遊びのような仕事。仕事のような遊びだ。

休みの日に仕事のことを考えるだなんて大変だ・・・とかそんな低い次元の話ではない。

 

家づくりは分かりやすい仕事だから

うちみたいな規模の会社の社長のぼくでも「オンとオフと分けるな」とかは公言するつもりもないし、「休みの日は思う存分仕事のことを忘れて遊ぶといいよね」と思っているが、「仕事と遊びの境界線なんて実はどうでもよくって、熱中したもん勝ちだよね」とも思っている。

仕事に熱中できるほど楽しんでいる人のほうが成果を残せるっていう意味でね。

とくにぼくらがさせていただいている「家づくり」はお客さまご家族のハッピーを創る仕事で、お客さまの喜びや豊かさがダイレクトに伝わる「分かりやすい仕事」だ。

だからこそ、遊びくらいの捉え方で仕事をしていきたいし、うちの社員さんにもそう思って楽しんでもらいたい。

遊び=ふざけるという固定概念をとっぱらって、遊び=熱中して楽しむという捉え方を大切にしたい。

 

内定辞退された話

今、こうして書きながら思い出したが、去年とある若者がうちの会社に応募してくれて、面接の結果、内定を出したが結局内定辞退されたことがあった。

断ったのにはいろんな理由はあっただろうが、「日曜日に休みじゃないのが嫌だ」という理由もあったようだ。「友人や恋人と休みを合わせて遊びたい」という気持ちもよくわかる。若い頃は特にそうだろう。

うちは現在、定休日が日曜日だが営業の仕事で日曜日の全てを休んでいたらマイホームを計画するご夫婦とは会うタイミングが無くなるので、日曜日に出勤すること日があるのはある程度はやむを得ないこと。

当然、定休日に出勤したら代休をもちろん取ればいいし、遊ぶ予定が日曜日にあればそれを優先してもらってスケジュール調整をすればいい。

それは伝えたが、家づくりって「仕事と遊びの境界線がどうでもいいくらい楽しいこと」ということをもっと伝えることができていれば、彼の判断も少しは変わっていたかもしれないし、変わっていなかったかもしれない。

ま、結局はぼくの話した内容が悪かったということだろう。笑

 

最後に

最後に、これだけはお伝えしたい。ぼくは昨日こんな発信をした。

↑TikTokで流行っているこのダンスをぼくが好きな柏の美容室サニーズのみんながやってたので、ぼくもやってみた↑

こんなことを会社(玄関)でしている社長なんだから、「仕事中は遊んでないで真面目にやれ」とか「仕事は耐え忍んで苦しむものだ」という話はしてないし、今後もする予定もない。

そんな思いに共感してくれる人と一緒に仕事したいな~!と思っているのでぜひコチラより内容をチェックしてみてくださいね!

あめりか屋求人ページ

 

・・・ということで、いつもと違う書き方で文章を書いてみた。もちろん著書の文章にインスパイアされたからだ。笑

 

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~今日の体重=88.8(+0.5)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。