売り土地は急こう配だったり段差がついてたりするので買う前に把握しましょう
売り土地は水平じゃない
土地探しをこれからはじめるという方へ伝えたいのが
「売っている土地って水平じゃない」ということ。
地面には必ず勾配がついているってことなんです。
その勾配が急だったり、段差がついてたりすると、想定外の費用がかかるケースがあるので注意が必要なんです!
①基礎が深くなりすぎる
これはよくあることなんですが、地面に勾配がつきすぎていると、家の基礎を深くしないといけなくなったりします。
大げさに書くとこんなかんじ。
基礎が深いためコストがかかるのが大きなデメリット。それとこの家の中から外に右へ出ようとしたら地面との高低差があるため、なんらかの踏み台が必要かもしれません。
②道路から高すぎて高低差ができる
前面道路と高低差ができている状態の土地も良く売ってます。
大げさに書くとこんなかんじ。
車を敷地内に入れるのにどうしましょうか?って感じですよね。
こういう場合は、土を削るか、道路から階段をつけないと敷地に入れません。
③水はけが悪くなる
また土地の勾配により水はけが良くも悪くもなります。
基本的に雨が降ったらその水が流れたり土に染み込んでいかないと、水溜りができてしまいます。この水溜りがいわゆるひとつの水はけが悪い状態です。
レアケースですが、前面道路よりも奥の方が下がっている土地だとすると、水がうまく流れていかず当然土地の奥の方に水が流れていってしまいます。
大げさに書くとこんな感じですね。
少々のことは大丈夫ですが、特に奥行きが長くて勾配もきつい場合は、造成で土を盛ったりなんらかの水はけ対策工事をしたほうがいいかもしれませんね~。
ぜんぶお金がかかること
これらざっとあげた①~③の土地は、今までうちでも実際にあったことを例としてあげてみました。
全部お金がかかることですし、購入前に知りたいところですね。
買ったあとにアレもコレもかかるっていうのでは資金計画として大変ですし、お金さえかければできないことはほとんどないので、事前に知るというのがとにかくポイントですね。
しかし土地のそんな問題点を見つけたり、いくら費用がかかるのか?を把握するにはやっぱりぼくらみたいな家づくりのプロに相談するのが得策です。
最後に
そんなこんなでぼくは土地探しをお客さまと常に一緒にしています。
ぼくをまちで見かけたとしても、車でブラブラしてただ散歩しているだけではありませんので。笑
~今日の体重=90.8(+0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。