中古住宅を買ってリノベーションをする選択肢もありますよ
家を買う=家を建てる?
福井県みたいな田舎だとマイホームを欲しくなったら「家を買う=家を建てる」と考える方が多数かと思われます。
そもそも分譲マンションや建売戸建ての件数が少ないというのもありますが、土地の価格が安いということもありますからね。
ただそれ以外の『中古住宅を買ってリノベーションする』という選択肢もあっていいかもしれません。
実際にうちでもリノベーションのご依頼も増えていますので。
新築とリノベーションの違いって?
そもそもですが新築とリノベーションも、住まいをつくるという概念では一緒なんですが、なにが違うのでしょうか?
かんたんに言うと・・・
注文住宅の新築だと、自分たちの思い通りの間取りで建てられますし、好きなデザインのマイホームをつくることができます。なんせ最新の家は耐震・断熱もよくなっていますし、光熱費をおさえた家で快適に暮らすということも当然可能です。
中古住宅+リノベーションだと間取りの制限はありますし、耐震・断熱を向上させようとすれば費用も当然かかってきますし、あれもこれも手を加えていくと新築同等の金額がかかる場合すらあります。
いくら違うものなの?
では比較するにしても最も気になる費用を検証してみましょう。
おおよそのイメージですが敦賀市内の場合だとざくっと概算で・・・
①土地(1000万円)+新築(2500万円)=3500万円
②中古住宅(1200万円)+リノベーション(300万円~2000万円)=1500万円~3200万円
という感じですかね。
金額は超絶だいたいですが、やはり新築よりも中古住宅+リノベーションの方が安くなる場合がほとんどです。
ただもちろん立地や条件、大きさ、リノベーションする範囲などで変わりますので。
リノベーションするならどこまでする?
リノベーションといっても内容はさまざまです。
・クロスなどの仕上げのみ張替えする
・キッチンやお風呂などの水回りをやりかえる
・外壁や屋根の改修(劣化具合にもよりますね)
・デザイン的な改修(外観の形状を変えるのは金額がかかります)
・間取りの変更(柱や構造により限界がありますが)
・バリアフリー(段差をなくす)
・断熱改修(どこまでどうもっていくか?ですね)
・耐震補強(昭和56年以前の家は耐震改修が求められる)
・カーポートや塀など外回り
など、いろんな内容があるんですねぇ~。
もちろん仕上げのみで終わる場合と、いろいろする場合では費用がぜんぜんかわってきますよね。
どのくらいの期間住む?
また、その家に今後どのくらいの期間を住む予定か?を考えるのも大事です。
もちろん新築の家と、築30年の家ではこれから快適に住める期間というのは変わってくるかもしれませんね。
例えば家族構成というものを今の家族構成だけで考えてしまいがちですが、今は4人暮らしでも10年後・20年後は子供どもが自立して2人暮らしになるということはよくある話ですよね。
今買った家に10年間だけ住んで、子が巣立って夫婦2人暮らしになったら、小さめで平屋の快適な家を新築する、もしくは実家に住むという選択も十分にあるわけですね~。
(費用面でちゃんとした長期的計画は必要ですが…)
良い土地を買える可能性
また中古住宅+リノベーションの強みとしては、良い土地を買える可能性が増えますよね。
なかなか土地が売ってない人気のエリアでも、中古住宅だったら売ってる場合もありますので。
しかも20年経つとほぼ家の価格がゼロになるという仕組みの都合上、築20年~30年くらいの築浅物件で気に入った土地の物件があれば買いかもしれませんね!
まとめ
その他もいろんな比較があるかもしれませんが、そういう選択肢もあるっていうことで参考にしてくださいね!
うちは新築もリノベーションもやってますので、ご家族の暮らしが豊かになれるようなアドバイスをさせてもらいますよ~~!!!
~今日の体重=91.1(-0.3)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。