外壁の汚れについて

下の写真は13年前に竣工したおうちです。手前に自転車小屋を新築しました。全体との調和をとった構えにしました。

屋根は和瓦、外壁は3×10板下地にリシン吹付塗装です。
このおうちは、お客さまがご自身で定期的に木部だけは塗装していただいているので、木部の劣化も進んでいません。また、外観が和風のため軒が深めにとってあることと、敷地的にも田や山が近くにないですし、幹線道路からも遠い、風当たりがきつくないなどという敷地的好条件もあってか、外壁の汚れはほとんど目立ちません。
ところで、外壁の汚れというのはみなさん興味のあるところだと思います。(え?そんなの興味ないって?そんなお方はドンマイということで引き続き読んでいただければと思います。笑)
壁で汚れがひどいものっていうのは、意識して街を見わたすと結構いっぱいあるものですよね。白っぽい外壁でコケが目立ってしまっているものなんかもありますし…。
外壁と一言で言ってもその材料は、窯業系サイディング・金属系サイディング・塗装・タイル・ガルバリウム鋼板・木板など多種多様です。見た目も質感もコストも汚れにくさもホント様々です。
そして困ったことに工務店さんやメーカーさんにより、言う事はそれぞれなんです。
※メーカーさんや工務店さんの推奨するデザインやパターンに適したおススメの材料があるのは当然のことではありますが、それぞれの主張があることもあるんですね。
・・・となると、何がいいのか分からなくなることもありますよね~。。。
ここでかんた~んに書きます。(いったん、細かいこと書いてみたのですが、書ききれなかったので…汗。詳しくお知りになりたい場合は別途ご説明させてもらいますね。)
『コスト×見た目×メンテ』の一番絶妙なところを工務店さんやメーカーさんから提案してもらうといかがでしょうか?
〇〇じゃなきゃ絶対にダメということはありませんし、〇〇だと絶対にダメということでもありません。今回これが言いたかった!
とにかく、汚れにくいもの(光触媒のサイディングなど)はやはりコストがあがりますが、メンテナンスは抑えられます。そもそも汚れが目立ちにくい色もありますし、立地条件や、軒の出などの屋根形状とのからみもあります。また、高圧洗浄機で水洗いをたまにはするよという方もいらっしゃいます。つまり一概にどれが必ずいいとは言い切れないんです。
それぞれのご家庭の希望と予算と立地と建物デザインや住まい方などによるということですね。だからいろいろと話をしてみて、提案してもらうといいんじゃないかと思うんですよね~。
最初の写真のように、リシン吹付け塗装ということで、特殊なコーティング塗装などはしていなくてもこれほどきれいな外観が保たれる場合もありますので。
しかし、メンテナンスが全くいらないという建物はありませんので、ある程度メリットデメリットを新築の計画時に確認されて、計画的なメンテ=家をかわいがるということをしていただきたいと、業者の立場からはお願いしたいところです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。