田んぼの埋め立てよりもっと沈下が心配な土地がある!

うどんより断然そば派の福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

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田んぼの埋め立て以上にもっと心配

昨日は「田んぼを埋め立てた土地に家を建てたら沈下しやすい?」について書きました。

結論としてはちゃんとしてたら、田んぼを埋め立てた土地でも問題ありません!ってことなんですけど、実はたんぼの埋め立て以上にもっと心配な土地があるってことをご存知ですか?

今日はそれをご紹介します。

その土地とは?

一体!?

 

斜面を削って埋め立てた土地

山の斜面に土地を造成しようとします。

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↑山の斜面を分かりやすく表現。笑

この斜面を平らにするには一般的にはこのようにします。

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↑下にL型擁壁を入れ、上の土を削って、その土を下に埋めます。(かんたんに説明しています)

こうすると平らな土地ができます。

しかし、このような土地って実は少し心配があるんです。

なぜかというと・・・

左側の土を削ったところは山の地面なので固くて、埋めた土はそれに比べては少しやわらかくなる可能性があるからです。

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↑つまり、家を支える地盤の固さが左右で違うため、万が一沈下が起きてしまった時は家が傾いてしまう恐れがあるわけですね。

 

左右で固さが違うのが一番問題

この左右で固さが違うのが一番問題なんです。もしも地盤沈下の量が左右で違うと、家が傾いてしまうからです。(これを不同沈下といいます)

逆に沈下したとしても、均一に沈下した場合はだいぶマシです。

田んぼの埋め立て地なんかまさにそうです。左右で固い・やわからいという違いは無いので、もし沈下したとしても均一に地盤沈下するので家が傾く心配は減ります。

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↑そもそも沈下したらイヤですけどね。汗

 

最後に

ということで、やっぱりイメージだけで田んぼの埋め立てが怖いと決めつけてしまうのはちょっとアレですね。このように田んぼの他にも心配な土地がありますからね。

あ、でも田んぼのケースと同じですが、ちゃんと埋め立て・造成工事をしていれば地番沈下の問題ないケースがほとんどですので、過度な心配はしないでいいですからね~。

とにかく、ちゃんとしてもらいましょうね。

ちゃん・リン・シャン!ですからね。

 

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※ 「地盤沈下はなぜおこる」今住んでいる家が沈下する恐れ?

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。