ガンと闘いながら天命に生きた澤昭裕さんの最期をテレビで見ました。
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋こだわりの注文住宅専門家篠原秀和です。
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澤昭裕さんの訃報
幅広いエネルギー政策の提言者としてご活躍された澤昭裕さん(NPO法人国際環境経済研究所 所長)が2016年1月16日にお亡くなりになりました。58歳。あまりにも早い。ぼくはツイッターで知ったのですが、とてもびっくりしました。
澤さんは2014年にぼくが公益社団法人敦賀青年会議所の理事長をしていた時に、4月度例会でご講演をしていただいたり、経産省への提言書作成のアドバイスをいただいたり、理事長としてのぼくのエネルギー問題に対する意見を国際環境経済研究所のコラムに載せていただいたりと、大変お世話になった方です。
(※このコラムはぜひ読んでほしいです)
↑エネルギー問題を取り上げたフォーラムにて。一番左が澤さん。一番右がぼく。
理路整然とお話になるとんでもなく頭の良い方で、感情論にふりまわされず常にクールに、そして「公」のためにという意思を強くお持ちの素晴らしい方でした。原発賛成・反対・興味ない人もみんな澤さんのお話は聞いて欲しかったです。
澤さんのご冥福を心からお祈りします。
澤さんは亡くなる直前まで原稿を書いた
先日のクローズアップ現代で「がんを“生ききる”~残された時間どう選択~」が放送されていました。いつもはTVをあまり見ないけど、たまたまテレビをつけたら、澤さんのことが特集されてたんです。
番組では、澤さんがガンで末期と宣告されながらも、最後の原稿を仕上げることを決意した様子。そして医師や妻と治療方針を詳細に詰め、意識をなるべく明朗に保つために敢えて緩和ケアを抑制し、最期はギリギリの状態ながらも、苦しみながら言葉だけで文章を作成し、完成2日後に亡くなったとのことでした。
↑余命を知ってから奥さまと思い出の地を旅行されたそうです。
最期体が弱っていく中でも、自分の天命を全うし、最後まで原稿へ向かうその姿(声)に感動し、番組を見ていて涙が止まりませんでした。
余命半年としたら何をしますか?
もしあなたは余命半年と宣告されたら、何をしますか?
澤さんのように家族で思い出の地を旅行してもいでしょうし、ゆっくり休んでもいいでしょう。
でも、澤さんのように今の仕事を天命と捉え、全うすることができますか?
ぼくはそんなことを突き付けられたような気がしました。
この世で誰しも平等なこと
ぼくたちのこの世の中には平等じゃないことだらけかもしれません。でも完全に平等なのが、誰しも必ずいつかは死ぬということ。
ぼくもそうですが、あたりまえのように明日があると思っていますし、1年後、なんなら10年、30年後もあたりまえに来ると思っているかもしれません。
でも明日もしかしたら死ぬかもしれない。
これってみんな平等にそうなんですよね。
本当にやりたいことやれていますか?
そんないつ死ぬか分からない自分は、今なにをしているのでしょうか?
余命半年と宣告されなくとも、余命半年かもしれないんですよね。今でも。知らないだけで。
もしかしたら半年後に死ぬかもしれない自分は今本当に天命と思えることをできているか?本当にやりたいことをやりきれているのか・・・。
澤さんがお亡くなりになる寸前に完成した遺稿(WEDGE3月号)を拝読し、そんなことを思ったわけです。
↑さすが澤さん、素晴らしい内容の遺稿でした。少しの間でしたが本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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~今日の体重=84.9kg(-0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。