家の外壁メンテナンスをする期間が変わる5つの違い

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。

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外壁メンテナンスが必要な期間とは

昨日のブログでは家の外壁メンテナンスをしたほうがいい目安と期間と費用と①について書きましたが、目安について書いているだけで文章が長くなったので、期間と費用についてはこれから書きます。笑

まずは外壁メンテナンスが必要な期間とは・・・について。

新築して10年で足場を組んで外壁リフォームをしなきゃいけない家もあれば、20年以上メンテナンスしなくても済んでいる家もあります。

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※ちなみにあめりか屋で外壁リフォームするとぼくの顔丸出しシートがもれなくついてくるとか、こないとか。笑

なぜこれほど期間が違うのでしょうか?

 

①外壁のグレードにより違う

単純に言ってしまえば、外壁材の違いより耐久性が違うからです。

そりゃそうだよね!とか言われてしまいそうですが、グレードが高い外壁はメンテナンスが必要な期間は大幅に延びますし、グレードが低い外壁だとその期間は短くなってしまいます。

やっぱりそりゃそうだよね!って感じですか?笑

グレードが高い外壁とはかんたんにいうと、タイルとか塗り壁とかになります。あと日本の住宅ではよく使われるサイディング(窯業系サイディング)にも様々なグレードがあり、表面の劣化具合や汚れ方がぜんぜん違います。

とにかく外壁のグレードによりぜんぜん違ってくるので、新築するときにどんなものを使うのか?で変わってくるんですね~。

 

②外壁の工法によっても違う

シールを多く使う外壁。シールを使うけど最小限で済む外壁。シールの表面は保護されてシール自体が劣化しにくい外壁。・・・というようにシールもその外壁の工法によってもぜんぜん違います。

昨日のブログでも書きましたが、シールの劣化というのが大きなメンテナンスをする目安になります。外壁の表面はまだ大丈夫でも、シールが先に劣化してしまいなおさないといけなくなる・・・というのは結構あるケースです。

だから、シールが劣化しにくい外壁の工法やシールをあまり使わないで済む外壁にしたほうがいいですよね。

 

③シールのグレードによっても違う

しかしそんなシールですが、この日本で多く採用されている窯業系サイディングを使う場合は、どうしてもシールは多く使わざるを得ません。目地や窓周りなど。

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窯業系サイディングではこのシールがどうしても10年そこそこで劣化してしまうので、弱点になってしまいがちなんですけど、高耐久なシールという商品も最近は出てきています。

⇒ 超耐久・低汚染タイプのシーリング材「スーパーKMEWシール」

こちらの商品、まだあめりか屋では数件しか使ったことありませんが、メーカー保証期間(防水性の保証ではないみたいだけど)が15年もついている商品です。発売されてまだ数年なので、実際の結果はこれからでしょうけどね。

 

④家の形状によっても違う

材料の違いにもよりますが、家の形状によっても違います。

昔の日本家屋では外壁をなるべく守ってあげるという観点から軒が長く出ているつくりがほとんどでした。 昔ながらの軒が長く出ていて外壁が汚れにくい形状になっていたりすることで持ちが長くなることもあります。

逆に軒が出ていないからこそ、雨で汚れを落としやすい形状になっていたりというのもあります。

この2つは相反することを言っているかもしれませんが、外壁材によって、工法によって、屋根の形状を変えたりすることも大切なんですね~。

 

⑤立地条件によっても違う

実は立地条件によっても外壁のもちは変わってきます。

海沿いで塩害を受けやすい地域、山沿いや田んぼの風がもろあたり外壁にコケがはえやすい地域、西日があたりきつくあたってしまう面、道路の交通量が多く車の排気ガスなどで汚れがつきやすい地域・・・。

というように、立地条件によっても外壁のもちはぜんぜん違ってくるんですね。

悪条件の立地であるときは、なるべくその影響が出ないように配慮することが必要です。

 

だいたいの期間は?

というような様々な条件がからみあい、10年とかでメンテナンスしなきゃいけなかったり、20年以上メンテナンスしなくて済んだりする違いが出てくるわけですね。

ここまでの話で「よく分かったようだけど実際にはよく分からん!」といわれそうなので、超かんたんに目安だけ言いますと・・・

・安価なサイディングと一般的なシールをする場合は10年~20年くらいかなと。

・高価なサイディングと高耐久シールをする場合、タイルなんかは20年以上はもつこともあるでしょう。

・比較的高価ではないガルバリウム鋼板は条件によっては20年以上はメンテナンスフリーになったりもします。

※超かんたんに目安を言ってますので、さまざまな条件の違いにより一概には言えませんのであしからず。

 

最後に

いや~しかし、今日もまたかなり長くなってきましたね~。

ですので、大事な費用的な考え方についてはまた明日・・・。笑

続きはコチラ⇒リフォームいくらかかるの?家の外壁メンテナンスにかかる費用

 

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~今日の体重=84.8kg(+0.8)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。