方角と道路の関係でリビングと庭も変わる。快適な住まいの設計と土地探し

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
今日は昨日に引き続き失敗しない土地探しのコツを書きたいと思います。
 
敷地の方角と道路の関係からいろんな配置があらあら見えてきます。
 
 
「玄関・駐車場」
 
基本的に道路から車・人が入ってきます。あたりまえですね。笑。ですので、敷地の道路側に玄関・駐車場が配置されることになるわけですね。
 
 
「リビング・庭」
 
リビングはおおよそ南面に配置されます。これは南側が採光が最もいいからです。ただ、隣接建物の絡みや、周辺環境から、西面・東面にリビングをもってくるケースもあります。ただ、北面にリビングをもってくるということはあまりしないんですね。
 
そして、リビングの開口部とつながるのが庭です。庭と言っても日本庭園というものでなく、芝を植えたスペース、ウッドデッキというイメージで、リビングの大きな開口部と外をつなぐスペースという感じをここでは庭といいます。リビングが南側に多いので、庭も南側に配置することが多くなるわけですね。
 
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というわけで、これらを前提として土地を見てみましょう!(かんた~んにイメージで説明しますので気楽にごらんください。)
 
 

南面道路

(南面に道路がある敷地のことです)
道路が南面なので、玄関・駐車場・リビング・庭は南側に配置されています。
 
南面が道路ということで建物がたっている(今後たつ)ことは基本的にないので、日当たりはよいですね。
 
しかし、庭の広さが取りにくかったり、道路から丸見えになってしまう・・・ということもあるわけです。目隠しや囲いなど全くしていない庭=道路から丸見えでバーベキューをする・・・というのはちょっと抵抗ありますよね?
 
 
 

北面道路

(北面に道路がある敷地のことです)
 
この場合は、道路が北面にあるので、玄関・駐車場は北側。リビング・庭は道路と反対面となります。
 
南面道路と逆に、プライベート感のある庭を確保しやすかったりもします。しかし、この庭はお隣さんとの関係も重要になってきますね。
 
南側のお隣の敷地に建物がたっている場合はせっかくの南面が日陰になってしまうこともあるので、そこは工夫が必要です。

 
 

東面道路・西面道路

(東面もしくは西面に道路がある敷地のことです)
道路が東面にあるので、玄関・駐車場は東側。リビング・庭は道路から奥まったエリアとなります。

これは設計のやりくり次第ですが、北面道路と似たような条件になりそうですね。
 
 
というように、方角と道路の関係で、リビング・庭の関係も変わってきます。ただ、どれがいいとか、どれにしないといけないということはありません。どれにしても一長一短あるものなんで。
 
ですから、もしも方角と敷地の関係、隣地との条件が悪いといった場合は、2階リビングにするなどいろんな設計上の工夫をもちいて、快適な住まいを実現していきたいものですね。
 
 
 
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
 
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。