外壁シーリングの劣化について
紙エプロンを考えた人は天才だと思う、福井県敦賀市の建築会社あめりか屋篠原秀和です。今週も一週間がばんばりましょう。
日本の住宅では、家の外壁で使う材料で一番多いのがサイディング(窯業系)と言われています。(ここではその細かい説明は省略します)現在、サイディングのおうちにお住まいだという方も多いかと思います。参考になればと思って、ブログに書かせてもらいますね。
そのサイディングというものは大抵が、パネルの継ぎ目や、サッシとの取り合い部に、ゴム状のシーリング(シール、コーキングとも言います)が施工してあります。建物はどうしても振動したり、材料の伸び縮みがあるので、このゴム状のシーリングがその隙間をカバーして、隙間から雨水が入らないようにしているわけです。
↑こんな感じのものです。
さて、こんなような相談をお客さまから、ちらほら聞くことがあります…。
「こないだ、飛び込み営業をされて、
『おたくの外壁のシーリングの劣化が激しくて、今すぐ修繕しないと柱が腐ってしまいますよ。』
ということを言われたんだけど、どうしたらいいんだろう?本当に柱が腐ってしまうのかなぁ?
むむむ。。。ぼくがこの件につきまして解説するとするならば・・・。
そもそも、このシーリングはもちろん永久不滅なものではなく、当然劣化してしまいます。
とくに西面などの日当たり的に不利になるところは、劣化が進みやすく、年数が経つと
↑このような感じで切れたり、裂けたりしてしまうんです。(これは20年以上経過したものの一例です。)
当然、切れたり、裂けたりしてますと、本来の隙間を埋める効果が薄れていますよね。
つまり雨水が隙間から入ってしまう可能性があるわけです。
しかし、通常、外壁材の裏には、防水シートというものが張ってありますので、構造である柱などは防水シートでカバーされていて、すぐに柱が腐ってしまうというわけではありません。
ですので、過剰な心配は不要なのです。
しかし、下地材の胴縁は木で施工してあることが多いので、当然水に少なからず濡れてしまうので、建物として良いことではありません。
ということで、遅かれ早かれ、外壁のシーリングは打ち替えなどをして、補修・修繕していただきたいのです。
というのが正しいご説明かと思います。結果として、修繕していただきたいのは一緒ですが、不安をあおられてするのと、メンテナンスが必要だと納得していただくのとではやはり気持ちが違うと思うんですよね。他の会社さんの営業文句を批判するわけではりませんが、みんなが気持ちよく生活するためにも、説明の中身ってのも大事かと。
結果は一緒でも、過程も大切にしたいですね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋(木造住宅の新築・リフォーム、店舗・事務所の新築・リフォーム)
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和(しのはら ひでかず)
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。
昨日もお疲れ様でした。
私自身も一営業マンとして、このようなセールストークをする営業マンの気持ちも、理解はできます。
ただ地元に根を張って商売することを考えると・・・。
本日も宜しくお願いします!
豊田さんありがとうございます!営業成績をあげるのが目的なのか、お客さまの幸せが目的なのか、いかにその目的の置き方を考えるのか?というところが大事になるかと思います。偉そうにすいません。