焦って契約とかダメだよ。納得するまで何度も設計やりなおしましょう!
建設業は受注産業
ぼくら建設業は受注産業(作ったものを在庫できない)なので、お仕事のご依頼をいただいくのには波があります。
忙しいときは忙しいし暇なときは暇だし・・・というように。常に平均して仕事が安定的にあると一番いいんだけどなぁ~とぼやくのは建設業あるある。
ま、そんなこととやかく言ってもなにも始まらないので、今目の前のお客さまのためにがんばるだけなんですけどね~。
ぼくは図面を書いてない
ご依頼をいただいたお客さまのために図面を提案するというのが一番最初のスタートになるわけですが、ぼくは図面を実際に書いてはいません。ぼくはプロデューサー的な感じでトータルコーディネートしているので実際には作業ないっていう意味です。
あ、トータルコーディネートとかかっこいい言葉を使ってしまいました。笑
ただお客さまの思いを汲み取り、スタッフが作った提案資料をあーでもない、こーでもないと言ってるだけです。口で設計しているだけです。笑
ということで実際に作業してくれているスタッフががんばってくれてます。笑
思いをカタチに
そんなあめりか屋がつくる家は自由設計なので、きまったカタチにあてはめていくというよりは、お客さまの思いを、こだわりを、夢を家というカタチにしていくイメージ。
はじめにお客さまからヒアリングをさせていただいて、いろんな話を聞いてからこちらで提案するプランを設計するわけですが、この作業がまずは大事なんです。
社内で設計スタッフとぼくで、時にはあと何人かで「あ~でもない、こ~でもない、そ~でもない」とやりとりをして、よりよいものを・・・と設計しています。
この作業を「言われたとおりしておけばいい」「それなりでいい」「契約今月末に欲しいから」というんじゃぁ、ダメだよね~。それって楽だし、効率もよくなるかもしれないけど、それじゃあぼくたちの良さが無くなっちゃうよね~。
お客さまとも
同じことがぼくたちとお客さまの間でもいえますよね。
提案を1回出して、はいそれでOKとはなかなかなりません。「あ~でもない、こ~でもない、そ~でもない」とやりとりを何度も重ねて、いい設計ができていくもんです。たいてい最初は予算オーバーになっちゃいますしね~。汗
それにせっかくの注文住宅ですから、大なり小なりいくつかはこだわりたいですもんね。
やっぱりいろいろと検討した結果だからこそ、納得して契約もできるってなもんです。だから営業マンからお願いされて契約を急かされる・・・というんじゃぁダメだと思うんですよね。
最後に
ということで、思いはやっぱりただ一つ。
受注がどうとか利益がどうとか、そんなことは一旦置いておいて、目の前のお客さまとそのご家族を幸せにするための『いい仕事』をしていきたいですね!
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。