洗面脱衣室が洗面室・脱衣室・ファミリークローゼット・物干室へと…
家事のしやすい間取りに!
やっぱりみなさん、せっかく家を建てるんだから「家事のしやすい間取りに!」したいですよね。
毎日の家事(料理・掃除・洗濯)を楽チンにしたいですもんね~子育て世代、そして共働きのご家庭なら特に。
家事を楽にさせてくれる食洗器、お掃除ロボ、自動洗濯乾燥・・・などの便利な家電もどんどん進化していますし、家の間取りもよりそういう傾向にあります。
その話の一例をまとめてみますね。
水周りを充実させる傾向に
例えば、これまでの住宅でお風呂につながっている部屋と言えば、洗面脱衣室一つでした。
こんな感じで、お風呂一坪(2畳)+洗面脱衣室一坪(2畳)というのがベーシックな間取りです。今でも実際にはこれが基本となるでしょう。
こんなご要望をいただくようになってきました
しかし、最近ご要望をいただくようになってきたのが、
「洗面と脱衣を分けたい」
「物干しする専用の部屋が欲しい」
「家族の着替えが収納できるファミリークローゼットが欲しい」
という声。
洗面室・脱衣室・ファミリークローゼット・物干室
そのご要望に答えて、洗面脱衣室一つだった間取りを、洗面室・脱衣室・ファミリークローゼット・物干室を分けたプランがコチラ。
これは分かりやすく説明するために特に広いんですけど、このようにそれぞれの部屋を分けることもできます。
メリットはたくさんある
こうすることによってたくさんのメリットがあります。
・年頃の娘が着替えているときに、お父さんが歯を磨きに入ってきても大丈夫。笑
・お客さんが来て、手を洗ってもらうのに、雑多なものが目につきにくい。
・洗濯物を部屋にずっと干しておける
・家族の普段着などは各部屋に持って行かなくてもファミリークローゼットで片付けることができる
・収納を多く取れる
・アイロンがけするスペースだって取れる
などなど。
デメリットはやはりこれです
ただ、みなさまはもうお気づきかもしれませんが、デメリットはやはり・・・
部屋が多い⇒床面積が大きくなる⇒家のコストがかかる
ということ。(敷地面積の都合もありますしね)
う~ん、やっぱりそうなりますよね~。汗
コストを考えつつ家事をラクにしたいから
どこをどう優先するのか?は、ご家族それぞれです。洗面脱衣室一つで全て事足りると言えば足りますし、より水周りを充実させたいということも一つの選択肢です。
ただ、コストのことも考えつつも家事をラクにしたいなという場合は、物干し室を優先するといいのではないかな?というのが一つの案です。
洗面脱衣室と物干室のみを分けた間取り。
こうすることで洗濯物を気にせず干しておけることができますからね。ここ福井県は冬場は雨・雪が多いし、春は花粉の季節だしということで、どうしても部屋干しが多くなりますから。物干し専用の部屋があるだけで共働き世帯にはだいぶありがたいことです。
あと、洗面室と脱衣室を分けるのは、家族間のコミュニケーションでやりくりしましょう。笑
そして、ファミリークローゼットも設けず、それぞれの部屋でそれぞれが片付ける習慣づけをしましょう。笑
話し合いましょうね
コストのこともあるし、実に悩ましい限りですが、家事を楽にする視点は間取りを考えるのに必要なこと。
せっかく家を建てるのであれば、より豊かな暮らしにしたいですからね~。
こういうブログを読んだ上で、自分たちの暮らしはどうしたいか?をご夫婦で相談してもらって
「水周りを優先したい」となるのか、
「水周りよりもリビングを優先したい」となるのか、
はたまた「よりよい家にするために素材にこだわりたい」となるのか。
それらはホントご家族それぞれの選択肢となります。間取りって何が正解はってことはないので、ご夫婦、そして住宅会社(ぼく)と話し合って決めていきましょうね!
だいたいのニュアンスで伝えてもらえれば、いいところらへんで提案していきますよ~~。ど~~んとお任せください。
※最後の写真と本文は関係ありません。笑
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。