リビングの大きな窓(掃出しサッシ)に小さな庇がついている5つの理由

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

株式会社あめりか屋HP→http://www.amerikaya-arc.com/
リビングの大きな窓(掃出し窓)に小さな庇がついていることを見かけませんか?
こんな感じで。窓の上にある庇がそれのことです。窓の室内側はリビングです。そんなよくみるものですが・・・
リビングの大きな窓に、小さな庇をつけているのにはちゃんと理由があるんです。
理由を洗い出してみました。
①雨除け
 
②デザイン上
 
③日差しを入れないため
 
④日差しを入れるため
 
⑤気分
の5つもの理由があるんです。さっそく解説していきましょう。
①は、雨が降っているのにあえて窓を開けることまではできませんが、窓を開けておいて雨が降り出したん時でも少しは防いでくれる効果がありますよね。
②は、外観のラインを出すときに使うと効果的になる場合があります。あくまで、バランス・適材適所ですけどね。
③と④は実は一緒になって初めての内容です。(実はここを言いたいからブログに書いてます。笑)
そもそもリビングの窓というのは、一般的には南面に大きな窓をつけます。
(なぜ南面か?は以前のブログhttp://amerikaya.exblog.jp/21719462/で語っていますので、読んでみてくださいね。)
その南面の窓に『日あたり』という観点から考えてみますと・・・『夏は暑い日差しをあまり入れたくない。そして、冬は暖かい日差しをなるべく入れたい。』ということが言えますよね。
そんなウラハラな思い(・・・それは恋する乙女のような思い)に応えてくれるのが、この小さな庇なんです!
季節によって、南面にあたる太陽の高度が違うのはご存じでしょうか?
↑という感じで太陽光の高度が違うんです。
つまり、南面の窓には夏は日差しが高くて、冬は日差しが低いんですね。だから庇を小さくしておくと、「夏の日差しを少しは入らないようにしてくれながらも、冬の日差しは極力入れることができる」ということ。
だから、③と④のウラハラな乙女な思いを解消するために、リビングの大きな窓(南面)には小さな庇をつけるケースがあるんですね。
あ、ただし、庇は大きいとダメだということでは一切ありません。
デザイン上や濡れ縁(ウッドデッキ)をつけるために大きい(出の深い)庇にすることもあります。さらに、使い勝手上、窓の上に2階ベランダが配置していることもよくあります。
さらには、ここ福井県(日本海側)の冬の天気が悪い(=日差しがあまり期待できない)ので、冬の天気のいい太平洋側よりは効果を発揮できないですからね。
そして、最後の⑤・・・「気分」というところですが・・・
これはボケたかっただけです。
あ、おもしろくありませんね。笑
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
otoiawase
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。