キッチンに床下収納庫が無いほうがいい3つの理由とその対策
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。
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床下収納庫ってご存知ですよね?
床下収納ってご存知ですよね?
↑こんなやつ
床下にこのような収納ボックスがあって、もろもろ収納できるというやつです。
これってそもそも床下の基礎を点検するのには、床下点検口というものを必ず設置するですけど、その床下点検口のところにプラスチック製の箱を入れて、収納庫にしたものが床下収納庫になっているんです。
このプラスチックの箱は取れるので、床下点検口も兼ねているんですね~。
そして床下点検口をこのようなボックスタイプにして床下収納庫に変更するのって結構安くすんじゃいます。
・・・ということで、キッチンにこの床下点検口を設置することが多いわけですが、ぼくはこれっていらないと思っています。笑
その理由をまとめていましょう。
①あまり使っていない
引き渡しした後に点検などでおじゃまする機会が多いのですが、床下にもぐるために床下収納庫を開けたとき、だいたいみなさんよくあるのですが・・・
あまり使われてません。
何も入ってない。笑
入っていたとしても数年放置したような空瓶とか・・・。笑
入れているのを忘れていた。出し入れがめんどくさい。などの理由であまり使われないことのほうが多いような気がするんです。
②床に違和感
構造上、どうしてもこの蓋の部分だけ床が若干フワっとしがち。
そしてふたのふちにアルミの見切りがついていますので、若干ですが数ミリの段差がどうしても発生しています。数ミリの段差ですのでつまづくまではいきませんが、慣れたらいいとはいえ、どうでしょうか。
毎日使うキッチンの足元に違和感。ぼくならいやです。笑
③腰に負担がかかる
床下ですので、物の出し入れは腰に負担がかかります。ご年配の方であれば、なおさら心配になってしまいますよね。
重いものだとぎっくり腰になるかもしれません。
ぼくなら使わないですね。笑
パントリー・納戸ならいいよ
というように、キッチンの作業するスペースの足元に床下収納をつけることは、ぼくはおススメしていません。
でも「ちゃんと床下収納庫として活用したい!」とおっしゃる方を説得するつもりはありません。笑
そんなときはキッチンの流しやコンロの近くじゃなくて、パントリーや納戸などあまり頻繁に歩かないところに設置することをおススメします。
そもそも床下点検口というのはそういうところに設置していますので。
最後に
「キッチンの床下収納庫って本当に使いますか?」ということを一度考えてもらう機会になっていただければなぁ~と思って書きました。
参考になってくれたらうれしいです~。
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~今日の体重=84.6kg(+0.3)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。