地震力はなにに比例するのでしょうか?

こういうのを見ると押したくなる
掴みたくなる

福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の篠原秀和です。いや~おなかすきました。
さて、いつも家づくりのことを発信していますが、うちの会社は家づくり・リフォームの住宅事業部だけでなく、店舗、工場、倉庫、公共工事などの新築・改修をする建設事業部もあるので、たまにはそんな記事も書いてみようかと思います。
公共工事も昔は箱ものと言われるような大型施設の建設という案件が多かったのですが、近年は予算規模の縮小や、既存施設の老朽化が進んでいることなどの理由で、既存施設の改修工事が多くなっているんですね。
中でも多いのが、耐震改修工事
昔は耐震基準が低かったので、今の耐震基準に適さない建物は、耐震改修をする
ということです。
なんとなくおわかりかと思いますが、耐震というのは、字のとおり、「地震に耐える」ということ。
さていきなりですが、ここで問題です。
Q.地震の力は、何が大きいと地震力が大きくなるのでしょうか?
A.
① 建物の面積が大きいと地震力が大きくなる
② 建物の重さが大きいと地震力が大きくなる
③ 建物の高さが大きいと地震力が大きくなる
④ 建物の見た目がスゴそうだと地震力が大きくなる
答えは…
②の建物の重さに比例して、地震力が大きくなるんです。よく③の高さと比例するのでは?と勘違いされがちですね~。
この話を元に、耐震の原理を。
耐震改修、つまり耐震性を向上させれるためには、
重さを軽くして地震力を軽減し今の構造で持つようにするか、その今の重さに比例する地震力に耐えるように補強をするか、ということになりますよね。単純に。
実際に、建物は今ある重さを軽くするというのが難しいので、補強をすることがほとんどなんです。
ここで「建物=人、地震=電車の揺れ」で例えますと、
電車に立っています。体重が重い人の方が軽い人よりも、同じ電車の揺れでも、揺れたりふらついたりしやすいということです。
揺れてふらついてしまわないように、足を広げたり、棒につかんだり、筋肉を鍛えたりするというのが、耐震補強なんです。
贅肉だけを減らして体重を軽くするということができる人がいれば素晴らしいのですが、そんな簡単にできることではないですよね。
昔は、ふらついても気にしなかったんですけど、今はふらつくとカッコ悪いって思うようになった
でも客観的に見てる人は、どちらにしてもだいたい倒れないじゃん、だなんて思う人も。
(昔の基準だから、地震が来たら必ず壊れるというわけではありませんので…)
そもそも電車自体が倒れたら、いろいろ対策しても無駄なことなんですけどね~。
(地盤が割れたり、水が噴き出してきたりしたらなにしても無駄なんですけどね)
・・・ということなんです。
なんだか例えが分かりやすいんだか、分かりにくいんだかあれですが、閉じさせていただきます。。。おなかすいたので思考能力が…あぁぁ。笑
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。