1階の床面積が大きくなりがちな間取りの対応策6選
間取りの傾向
家の間取りにもその時代時代の傾向があって、10年前の間取りと今では結構違ったりします。
(※このブログは都会でなく地方の家づくり(家が比較的大きい)という前提でお送りしますね)
最近のうちがよく聞く間取りの要望としてあがるのが・・・
・玄関は下駄箱じゃなくて、土足のまま入れるシューズインクロークが欲しい
・洗面脱衣室じゃなくて、洗面室と脱衣室をそれぞれ別にしたい
・物干し専用(部屋干し専用)の物干し部屋が欲しい
・水まわり動線はくるっとまわれるようにしたい
・1階にファミリークローゼットが欲しい
・1階に主寝室が欲しい
など
全て1階に
ここ最近よくいただく間取りのご要望をならべてみましたが、なんとそれらは全て1階に必要となります。(大抵は)
となると、どうしても1階の床面積が大きくなり、予算が増えてしまうというのと、そもそも敷地に入りきらないおそれも出てきてしまいます。
こんな感じで1階が大きくなる傾向に・・・
ですので、たいてい優先順位をつけて取捨選択することが必要になるんですが、どうやって優先順位をつけていったらいいのでしょうか?6つの優先順位をつける方法をあげていきます。
優先順位をつける方法
①こだわり:こだわっているか?それともちょっといいかも・・・っていう程度か?
②憧れ:憧れる暮らしを実現するためには、どっちが必要か?
③頻度:毎日使うもの?それともたまにしか使わない?
④使用年数:50年住むとしてそれを使うのは何年なのか?
⑤可変性:後で変えられるか?どうか?
⑥コストパフォーマンス:費用がかかるのか?それともさほど費用がかからないのか?
そんなところをあげてみました。
デメリットも聞いてみましょう
間取りにも、なんでもそうですがものごとにはメリットとデメリットがあります。
メリットしかないと思っていた間取りも、専門家に聞いてみたらデメリットもある場合だってありますからね。
ですので、ぼくら家づくりのプロにメリット・デメリットを一度聞いてみましょう。
もしかすると絶対に欲しい!と思っていた間取りへの愛が一瞬にして覚めてしまうことだってあるかも。笑
そんな間取りのことが書いてある過去記事はコチラ
妥協じゃなくて優先しよう!
最後に、優先順位をつけるときにこんなことに気をつけたらいいのではないでしょうか。
それは、「〇〇をあきらめて」とか、「〇〇は妥協して」とは言わないようにしたほうがいいなと。あきらめるとか妥協っていう言葉は使わないほうがいいってこと。
なぜなら家づくりって楽しいことなので。
だから、そういうときは
「〇〇をやめるかわりに〇〇を優先した」とか「〇〇を少し狭くするかわりに〇〇を充実させた」と言いましょう。笑
なにかを優先するという言い方のほうがなんか楽しくなりますので!
そうして楽しくやろうとする心がけが大切だよね。(このボヘミアンラプソディPV風の写真と本文は関係ありません)
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※ 家事動線のいい間取りにしたいならこんなことに気をつけよう!
~今日の体重=86.6(-0.6)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。