窓の少ない家のメリット・デメリット
窓の少ない家
さて、うちも家を建てようか~~となると、通勤途中や外出したときに建ってる家が目に付くようになるもんです。
そうすると家の外観で「窓が見えない家」とかあったりしますよね。
グーグルで「窓の少ない家」と検索したら、このようにたくさんの画像が出てきました。かっこいいおうちがおおいですね~。
このメリットとデメリットを一緒に考えてみましょう!
窓の少ない家のメリット
①デザイン的な狙いでカッコよくなる
シンプルでモダンな印象にもっていくために、窓をなくすという狙いがまずはありますね。スタイリッシュになりますから。
②コストが下がる
外壁をつくるのと、窓をつくるのでは、どちらがコストがかかるのか?というと、やはり窓をつくったほうがコストがかかります。
③断熱性能が上がる
最近は高性能な窓もあるので断熱性能が上がっているとは言え、やはり窓より外壁のほうが断熱性能はあがります。
④防犯上のメリット
当然窓が少ない、もしくは小さいほうが人が入ってこれないですよね。
⑤外からのプライバシー
外から中を見られることは無くなります。
⑥家具を配置しやすい
部屋内からですが、窓じゃなく壁のほうが家具や棚を配置しやすいですね。
窓の少ない家のデリット
①明かりが取れない
当然ですが窓がないと太陽の明かりが取れません。
ただ、人がいる部屋(リビングや主寝室、子供部屋など)は法律で最低限の採光面積というものが決まっているため、過剰に心配することはありません。
逆に、洗面脱衣室やお風呂やトイレや玄関などに窓を設けないことになるでしょう。
また、ポイントとしては道路から見た面(人目につく面ですね)の窓を少なくするのが狙いとしてあります。ですので、道路面が南だとすると、その面の窓をなくして、東・西に窓を配置するということもあるでしょうし、そこらへんは日当たりと景観などバランスが必要ですね。
②換気、風とおり
当然窓が無いと換気もできませんし、風も通りません。
ただ24時間換気システムがつきますから、窓を開けて換気しなければならないということでもありませんが、窓をあけたら風が通るというのは気持ちいいものではありますからね~。
③デザイン
デザイン的に窓があったほうがいい場合も当然ありますよね。
セオリー的には窓をつける
ということで、窓が少ない家のメリットとデメリットをあげてみました。他にもいろんな意見があるかもしれませんが、大きくはこんなところなかと。
じゃあどうするの?ということですが、セオリー的には、窓は各所にそれぞれつけることのほうが多いです。
あとは住宅会社のやり方というか提案次第になるでしょうね。メリットを活かすために窓を少なくするという提案も当然あるでしょうから。
最後に
あめりか屋の場合は、最初からトイレ、洗面脱衣室、お風呂、玄関に窓を無くす・・・というのは話の流れでそういうような設計にしたほうがいいな~と思わない限りは提案していません。(間取りによりどうしてもなくなる場合もありますが)
窓の明りとりや風通しといったことが無くなるのは、マンションなら当然そうなりますし「別にいいんじゃない?」という判断をされて、窓が少ないメリットを活かすのはありかもなぁ~とも思いますが、逆に一戸建ての良さを敢えて無くしているとも言えてしまいますので・・・。
朝、家をでるとき玄関が真っ暗よりは少しくらい明るいほうがなんだか気分が上がるもんですしね。
って、しのぴーくんが言ってました。笑
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。