冬はヒートショックの危険が高まるのでリフォームしてみてはいかが?
冬はヒートショックの危険が高まる
12月になってしばらく経ち(現在12/7)、いよいよ冬って感じで寒くなってきましたね~。
昨日テレビを見ていたらこういう話が出ていました。
(しかし最近は健康番組ばっかりやで!)
入浴中の死亡者数10年間の平均件数を見ると、冬場に増加しているのが統計でもはっきり出ています。
ヒートショックとは
これは一般的にヒートショックと言われるものでして、そもそもヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が乱高下したり脈拍が変動することを言います。
例えば、
寒い日にお風呂に入る時、脱衣室で服を脱いで寒いってなってから、風呂に入って温かいってなると、血圧が上下しすぎることによって、倒れたり意識を失ってしまって風呂の中で溺死する
・・・っていうアレです。
要するに急激な温度差があることが原因なんですね。
急激な温度差を無くすために
たとえば30年以上というような古いおうちで、風呂場も昔のタイル張りのまま脱衣室も昔のままで断熱もしてなくて・・・ということがよくあります。
そんな古い家に住んでいるのよ~って人こそヒートショックに気をつけてほしい!
冬場、脱衣室がめちゃくちゃ寒くて、湯船はもちろん暖かいですから、温度差がゴイスーなことになるんです。
ですので、リフォームをおススメしています。
①お風呂を最新ユニットバスにリフォーム
今のお風呂を最新のユニットバスにすると断熱性もあがりますし、キレイを保ちやすい機能がたくさんついています。
そしてヒートショック対策として暖房乾燥機をつけるのも有効です。
お風呂に入る前にふんわり暖めておくということができますからね。
②脱衣室を断熱リフォーム
そして大事なのが、裸になる場所になる脱衣室です。
断熱材が入っていないおうちでは、できるなら壁、天井、床をめくって断熱材を入れる、断熱効果のあるボードを今の仕上げの上に張り付ける・・・というような断熱リフォームをするのが一番おススメです。
しかし、費用はそこそこかかりますし、数日の工事期間ですが、若干わずらわしかったりもします。
③脱衣室の窓をリフォーム
そんなあなたには脱衣室の窓に内窓をつけるだけでも少しは違います。
古い窓ですと、窓からの熱損失が一番大きいので、窓だけでも断熱性を向上させるということです。
そして窓に内窓をつけるリフォームは仕事が早い(最速で2時間ほど)なので、それほどわずらわしくはありません。
せめてこれくらいはしておいたほうがいいのでは?と思います。
最低限これくらいは
ここまでいろいろと書いてまいりましたが、結局はリフォームするのってめんどくさいってなりがちです。
ではそんな方でも、最低限これくらいはぜひしてください!
・暖房機で脱衣室をあたためる
・お風呂場もお湯などであたためてから入浴
・食後1時間以内や飲酒して酔っ払っての入浴は控える
・入浴前と後は必ずコップ一杯のお水を飲む
・お湯の温度は熱過ぎないようにする
はぜひお願いしたいっす。
最後に
高齢の方ならなおさらですが、若い方も油断せずに、万が一のヒートショック対策をとってくださいね!
最後に入浴シーンをお届けしますが、写真だとアレですのでイラストでお送りします。笑
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。