家づくりをスタートするならまず「親に相談しましょう」

「親に相談しましょう」

家づくりにおいて、土地から探すという方はかなり多いです。うちで家を建てる方も、土地が既に決まっているという方は半分かそれ以下です。

そんな土地探しからまずはスタートする方に必ずお伝えしているのが、

①資金計画をまずして総予算から土地の価格を設定しましょう

②どんな土地がいいか?エリア・条件・広さなどまとめましょう

ということをお伝えしてまして、あと一つ伝えているのが・・・。

③ご家族(特に親御さん)にまずは家づくりをする旨を相談しましょう

という話。

 

昔は長男が家を継ぐと相場が決まっていた

なぜかというと・・・

そもそも、戦前まではあたりまえのように長男が家を継ぐもんでした。

家督相続という制度があり、長男は親が住んでいる土地と家を継ぐというのが決まっていたんですね。次男・三男はほぼ相続せずに。

ただ戦後は家督相続が廃止され、相続人は長男だけではなく平等に分配されることになっているのですが、結構まだそのイメージが残っていたりします。

特に田舎の方では「長男なんだから家を継いでもらいたい」と言う(言えないけど思っている)親御さんもおられるのではないでしょうか?

 

「あんた、実家はどうすんのさ!」

土地探しをしていって、いい土地が見つかり、いざ購入するぞ!となったときに、

「あんた、実家はどうすんのさ!」

と言われたら困りますからね~。

土地をもう仮契約でもしようという段階でそう言われたとしたら、自分たちも親も不動産屋さんもみんな困るってなわけです。

(ぼくの大学の友人で全く同じ状況になったけど、実家に帰らず東京でマンションを買ったというやつもいますが・・・笑)

 

持ち家を引き継がなくてもよくなった

そもそも昔は

一緒の土地に一緒の家で同居したほうが経済的メリットが大きいですし、経済的にそうするしか選択肢が無い時代もあったことでしょう。

しかし、今の経済的に豊かになった(とされる)時代。

お金さえあれば(住宅ローンを組むことができれば)土地を買って家を建てることだってできるし、マンションを買う事だってできるわけです。

 

最後に

そんな時代の流れとともに家づくり、暮らしの考え方、先祖代々の土地への考え方、家族の考えが世代間ですれ違う中、やっぱり大事なのは話し合うということ。

親はお金の援助はしてくれないんだし、自分たちの好きなようにすればいいというもんではありません。

やっぱり話し合うことで、応援だってされるし、いろんな事情の中前に進むってなもんですね。

これから家づくりをスタートするという方は、一回こうして大きな視点で考えてみるとうまく家づくりが進むきっかけになるかもしれませんよ~。

さぁ、まずは電話でもいいですしね。

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↑ぼくに限りなく近い無料素材写真です。

このくだり、昨日からしつこーーーーーーーーーー!!!!

(ちなみに昨日のブログ⇒反省です。運転中にスマホをさわっていて取締りを受けてしまいました…。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。