お隣さんへの騒音を気にして家を建てたのに、今度は違う音のストレスがある5つの例
お隣さんへの騒音が
アパートに住む子育て世代の方が家を建てる理由の一つに、子供が騒いだり走り回ったりしてお隣さん(下の階など)への騒音が迷惑になるから、一戸建てが欲しい・・・ということがあげられます。
無料素材のお姉さんもそんな感じです。笑
アパートと違って一戸建てであれば、お隣さんの家との距離もありますし、下に住む人もいませんので、お隣さんへの騒音というリスクは格段に減るわけです。
でも、今度はお隣さんとじゃなくて、自分の家の中でもまた違う音のストレスがあるかもしれないんです!
①トイレの音
まず大きなストレスになるのがトイレの音。これはいけませんねぇ~。
リビングとトイレが扉一枚で隔てられている間取り、つまり廊下がはさまれてない間取りなんかは、音が聞こえます。てか、丸聞こえです・・・。
それではトイレに入っている方も、リビングにいる方も落ち着かないですからね。
こういう間取りはなかなかないでしょうが、音に敏感な方はリビングのすぐ真横にトイレというのは避けたほうがいいかもしれません。
②隣の部屋の音
二人兄弟の子ども部屋2部屋の間の壁から聞こえる音は、幼い頃は大して気にならないかもしれませんが、大きくなってくると気になるかもしれません。
そして例を挙げて申し訳ありませんが(笑)、姑と嫁の部屋の間の壁から聞こえる壁はめちゃくちゃ気になるかもしれません。笑
③上下階の音
家族間なので少々のことは許せるとはいえ、2階の足音・物音が1階に聞こえてしまうのは嬉しいことではありません。
特に二世帯住宅で、上下階で完全に分けているときは、2階の音が聞こえる・・・というのは問題になりがち。生活を分けているのに音が聞こえてしまい、気になってしまうということですからねぇ。
また吹き抜けなんかだと1階と2階の音がよく聞こえます。これをメリットと捉えるかデメリットと捉えるか・・・、人それぞれですがデメリットと捉えるなら注意が必要です。
④キッチンの音
LDKは対面キッチンが主流と言ってもいいほど対面キッチンが多いですよね。
対面キッチンはコミュニケーションをとりやすい反面、キッチンの音がダイニング・リビングへ届いてしまうということもあるわけです。
調理のおいしそうな音なら心地よいかもしれませんが、洗いものの流しの音なんかはどうでしょうか。これはある程度慣れもあるので問題ない場合もありますが、気になってしまう方もいるかもしれませんね~。
⑤屋根の音
上が部屋じゃないかわりに屋根にあたる大雨やひょうなどの音が気になるというのもありえます。屋根が瓦じゃなくて、ガルバリウム鋼鈑だとなおさらです。
ただこれはあるていどの音の低減は対策できますので、うちはガルバリウム鋼板の下地に吸音ボードを施工していますが、そういう対策はしたほうがよいでしょうね。
1階屋根の上に乗ったエアコンの室外機も家の構造によっては気になる場合もありますし、気をつけましょう。
最後に
自分は(一緒に住む誰々は)音に敏感なほうだ、昼間寝ることがあるというお仕事に就いている、二世帯住宅で暮らし方に違いがある・・・などという場合は、特に音のことは気にしていたほうがいいかもしれません。
これらの音の問題点を注意して、自分たちが建てる家は音の問題がないかどうか?をチェックしてもらうといいですよ~。
特に敏感な人がそれらの全てを完璧にしようとすると豪邸になるかもしれませんが。笑
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~今日の体重=88.5(+0.6)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。