柱がひび割れているけど地震がきても大丈夫かな?

トミカが好き!なことに気づいた福井県敦賀市の建築会社あめりか屋失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

先日、とある法人のお客さまからこんな相談をいただきました。

「うちの建物(3階建て)の柱のコンクリートがひび割れているんだけど、これって地震がきても大丈夫かな?」

と。

hibiwareimage

↑この写真はコンクリートのひび割れのイメージです。

 

ひび割れって怖い?

コンクリートのひび割れって怖いですよね?なんだか壊れそうだし。地震が来たら・・・とか少し不安になったりするもんですよね。

しかも柱がひび割れしているとのことで、見に行ったら実際にひび割れしていました。結構たくさんひび割れしていましたので一瞬「アラ!」と思いました。(アラって!笑)

 

大事なのは何が割れているのか?

さて、ひび割れ一つとってもいろんなひび割れがあります。

もちろん耐震上問題がある可能性もあるし、可能性が低い場合もあります。

今回の相談のケースは幸いなことに可能性の低いケースでして、コンクリートに見えていたけれども、実際はコンクリートのひび割れじゃなかったんです。

(ん?どういうこと??)

 

鉄骨の柱の仕上げが割れているだけ

コンクリートの柱に見えていたのは、実は鉄骨の柱にコンクリートに見える仕上げをしてるものでした。

0110_photo-mortar-hiroi01

↑こんな感じで、鉄骨の柱にモルタルを塗って仕上げているものでした。(モルタルはかんたんにいうと見た目がコンクリートと似ている仕上げ材料)

そもそもその建物は鉄骨造で、鉄骨の柱は割れたりしていなかった(上の階で確認)し、鉄骨の柱は問題ないかと。

ですので、仕上げが割れているだけなので、今回のケースは問題ありませんでした^^

 

構造体のひび割れは割れ方による

構造体の柱にひび割れが入っているとなったら要注意です。

・幅が何ミリ以上か?

・縦に割れているか?横に割れているか?それとも斜めか?

割れ方で、どういう症状かはある程度分かりますので。

 

最後に

ただ、構造体の柱がひび割れているというだけでも、少しのことであれば問題ないのがほとんどです。

その少しがどれくらいかはなんとも説明しづらいところですが、迷ったらお近くの一級建築士に、つまりぼくか、ぼくみたいな人へご相談くださいませ~。笑

 

 

【他にもこんな記事がおススメ】

※ 地震力はなにに比例するのでしょうか?

※ 地震に強い家にするための8つのポイント

otoiawase
siryouseikyu

HP⇒敦賀で注文住宅新築・リフォームならあめりか屋

blog⇒敦賀市の工務店で注文住宅の新築・リフォームするならあめりか屋篠原秀和のブログ

~今日の体重=82.5kg(+0.4)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。