「地盤沈下はなぜおこる」今住んでいる家が沈下する恐れ?
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
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今住んでいる家で地盤沈下の恐れ?
ぼくは地盤についての話をいままでいくつもブログに書いてきました。
※ 地盤が軟弱な可能性がある地名(地名が物語るその土地の歴史)
すると、これらのブログを見た方から、Facebookのコメントで、
↑「うちの土地(今、家が建っている土地)たぶん昔(40年ほど前)田んぼやった思いますが大丈夫ですかね?」
土地の名前が水とかそういうのに関係する名前だと、軟弱な地盤のおそれがあるというブログを読んだかたからのコメントで・・・
↑きゃー!!私の実家の最寄り駅が「野田」、地名に「鷺」がつきますよ~~でも、怖い目に会ったことはありません。
・・・
というコメントをいくつかいただきました。
今住んでいる家が地盤沈下してくるのではないのだろうか・・・と心配になったようです。(心配をおかけして申し訳ありません)
地盤沈下は今住んでいる家ではまず起きません
まずはご安心ください。新築されて何年も経った家がこれから自然と地盤沈下していく恐れはまずありません。長い間住んでいる家の人はまずは安心してください。
なぜ沈下しないと言えるのか?これを説明してみましょう。お、なんだかここから難しい話になりますが、かんた~~んに説明しちゃいますよ。
なぜ地盤沈下が起こるの?
実際に家を建てて、数ヶ月(長いと数年)で地盤が沈下していく現象はまれですが、ありえることです。全国でいくつもそういう事例は発生しています。
ではなぜ地盤沈下が起こるのか?かんたんには2つの原因があります。
1つは「圧密現象」
2つは「盛土の収縮」
です。かんた~~んに説明しましょう。
圧密現象とは「豆腐の水切り」です。
ある一定の重さ以上のものが上にのると、水が出されて徐々に豆腐が縮みますよね。
それと同じで、土が自分の耐えられる重さ以上のものが建てられると、水が出されて徐々に土が沈下していくってこと。
盛土の収縮とは「雨降って地固まる」です。
盛土は施工上、埋め立てするのに十分な締め固めをするのが比較的難しい(ちゃんとやればできますが)ので、盛土部分の地盤が軟弱な可能性があります。
そんな軟弱な埋め立て地に、雨が降って水締めがおきて、地盤が沈下するってこと。
最後に
というように、家を建てて、数ヶ月(長いと数年)で地盤沈下していく主な原因はこの2つなんですね。
ですので、長い間「豆腐の水切り」「雨降って地固まる」状態の家は、いまさら沈下することはないってわけです。
なんだか分かりやすいような、分かりにくいようなブログですが、変な不安は持たないでいただきたいので、ブログにしたためた次第でございます。ありがとうございました。
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~今日の体重=83.0kg(-0.1)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。