賃貸では家賃がもったいないは正解?本当かどうか検証してみた
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。
☆あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆
賃貸では家賃がもったいない
家を買う理由でとても多いのが・・・
「賃貸だと家賃を払い続けるのは資産にならないからもったいない」
という意見。
これって本当なんでしょうか?
住宅業界の口車にのせられているだけじゃないの~?笑
持ち家の方が損をする?
ここ敦賀市で35歳の夫婦が50年間住むとして超かんたんに試算してみます。
(賃貸)50年間ずっと家賃8万円払い続けた場合、契約更新料を加味して合計5300万円。
(注文住宅)土地・建物で約3500万円の頭金なしで住宅ローン(35年固定金利1.5%)を組んだら総支払い4500万円。
固定資産税とそしてばかにならない修繕費・50年間のうちのリフォーム代もあわせて通算1500万円かかると仮にしてみます。
・・・となると足して合計約6000万円。
もちろんご家族それぞれ条件は違いますから、一概にはどっちが得か損かとは言えませんが、ここでは持ち家のほうが損をしていますね。
では、賃貸と持ち家のメリット、デメリットをまとめてみます。
賃貸のメリット
・家族構成に合わせて引っ越しできる(5人住まいで4LDKから、2人住まいになったから2LDKへと)
・固定資産税や都市計画税を払わなくても良い
・修繕費がかからない
・収入にあわせて最適な家賃の家に住める
・親が亡くなった、高齢になったら実家で暮らせる
賃貸のデメリット
・死ぬまで家賃を払い続けなければならない
・高齢者になると収入や連帯保証人の問題から借りにくくなることもある
・家賃を払い続けても資産にならない
・間取りが狭い場合が多い、収納が少ない
・夏暑くて、冬寒い
持ち家のメリット
・住宅ローンを払い終えれば、住宅にかかるお金がかなり軽く(税金、修繕費くらい)なる
・資産になる(特に土地は)
・快適な間取り、自分好みのデザイン、冬暖かい生活が可能(注文住宅の場合)
・所有感を満たしてくれる
・省エネ性能の高い住宅であればランニングコストが下がる
・お隣さん、上下の人への音を心配しなくていい
持ち家のデメリット
・引っ越しができない(しにくい)
・家族構成が変わると、広すぎたり、狭すぎたりする
・近所付き合いがややこしいと困る
・給料が下がっても、ローンを下げることはできない
・離婚したらどうすんの・・・
・資産になるっていうけどそんなにかんたんに売れるもんじゃない
家族の心をつなぐ場所
でも、ぼくらが家づくりをする理由は、金銭的にOKなら持ち家(注文住宅)のほうがいいよな~って思っているからです。
だって、家は家族の安心できる場所ですから。
辛い時も悲しい時も悔しい時も、どんなときも一番優しく待ってくれて、家族の思い出が積み重なっていく。
家ってそんな家族の心をつなぐ場所になると思うんです。
あたりまえすぎる空間だからこそ、いちばん幸せな場所に。
最後に
家にはこのような大きな魅力があるからこそ、最初に試算したように「家賃を払うのがもったいないから」という金銭的な損得だけで家は買わないで欲しいなと思んです。
家が家族を幸せにする力を持っているという理由も持っていて欲しいな~って。
そうです。ぼくの家だってそうなんです。
↑このぼくの家も家族を幸せにしてくれるよね。
・・・もちろん冗談で、この写真はホテルのロビーです。笑
そんなぼくと、このアツい思いに共感してくれた方で一緒に家づくりできたらとても嬉しいです~。
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~今日の体重=84.7(-0.0)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。