稲盛ライブラリー「おい、神様に祈ったか?」の話を聞いて思い出したこと
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。
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京セラ本社に見学へ行きました
今週の月曜日、敦賀法人会の研修旅行ということで京都にある京セラ本社へ見学させていただきました。
中は撮影禁止でしたので、入口の撮影スポットにて。
京セラの創業者で名誉会長の稲盛和夫さんはとても有名な方ですよね。もしも知らないという方でも最近ではJALの経営再建を担ったことくらいはご存知ではないでしょうか?
経営の神様とも言われるほどの方で、ぼくは稲盛さんの本を何冊か読んだことがあり、とても楽しみに行ってきたわけです。
京セラの社員さんの方が丁寧に案内してくださいまして、とても分かりやすい解説をしていただきました。
「おい、神様に祈ったか?」
本かなにかで読んでいてほんのり覚えていたエピソードを、実際に聞くことができました。
1966年まだ規模の小さかった京セラは、IBMから大量受注する。しかし、IBMの要求はとても厳しく、なんど試作品を作っても全て不良となるほど、当時の技術水準を大きく上回る要求を超えられずに、絶望感に包まれてしまったとのこと。
稲盛さんは昼夜を問わず開発を続ける社員さんを激励してまわっていたところ、とある技術者が「もうだめです」と泣いていたのを見かけました。
そのとき、稲盛さんは
「おい、神様に祈ったか?」
と声をかけたそうです。
もちろん神頼みしろという意味などではなく、
『最後の最後まで努力して、全てやりつくした上で、後は神様に祈るくらいしかないというくらいやったのか?』
という意味だそうです。
その技術者は、稲盛の言葉に心をうたれ、もっとできることがあると再び実験に取り組み、ついには製品を完成させました。
という話。
この話も同じことを言うくらいなら誰でもできるけど、稲盛さんがどんな人なのか?でその言葉の力はぜんぜん変わりますよね。
おそらく稲盛さんが社員さんから尊敬されていて、普段から努力し続けている人だから、技術者の方も胸をうたれたのでしょう。
28歳の頃の思い出話
なんだかこの話を聞いていたら、あめりか屋で勤める前の会社で大きな現場の現場監督として勤めていた28歳くらいのころのことを思い出しました。
その思い出話というのは・・・
・設計段階でのお客さまと設計での行き違いがあり現場が収まらない
・それを収めるには数千万円コストがかかる
・数千万円かけても今からでは納期がとうてい間に合わない
・そんなことをしているとお客さまの信頼を裏切ってしまう
というようなピンチがあったという思い出。
ピンチを乗り越えたのは
そのピンチは上司が各所で調整をし尽くし、結果コストも納期もそれほどかからずにうまくまとめることができました。
ただ、お客さまへは費用負担をある程度お願いさせていただいたわけですが、お客さまへも理論的に説明でき、結果、ご納得いただいたんです。
ぼくはその資料を作ったり、お客さまへ説明する場でも同席していたので間近で見ていました。
あれほどのピンチを乗り越えたのは、「あとは神様に祈るくらい」全てやりつくすほどの情熱をかけてやったのだろうなぁ~と、振り返って思ったわけです。
今自分はできるだろうか
今そういうピンチが自分に降りかかったとき、自分はどこまで情熱をかけられるだろうか?
『不可能と思われることを可能にする』
そんな時にはまさにこの姿勢が試されますね。
このような経験が人をそして会社を成長させるんだろうな~と感じ、 あれほど大きな会社に成長させた稲盛和夫さんはだからこそ、多くの人に尊敬されているのを実感しました。
ぼくも見習ってはりきっていきます!
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。